24日のセリエA第5節、ナポリ対フィオレンティーナの一戦は、スコアレスドローに終わっている。ナポリのワルテル・マッツァーリ監督は試合後、勝ち点3を得られなかったことを大騒ぎすべきではないと語った。

「難しい試合だった。一つの偶然の出来事で、試合の展開が変わっていてもおかしくなかったね。後半は我々が試合を手中に収めていた。ゴールが足りないだけだったんだ。(エセキエル・)ラベッシが交代に不満を抱いていた? 彼は足がつって、もうエネルギーがなかったんだよ。それで代えたんだ。選手たちは全力を尽くした。サッカーは自分たちだけじゃなく、相手もいるものなんだ」

「今夜のフィオレンティーナは非常にうまくやった。我々もそれを予想していたが、あれだけ強い選手たちが常に危険な攻撃をしていたんだ。それでも、後半は我々が圧倒していたことをもう一度言っておきたい。(PKにならなかったマヌエル・)パスクアルのハンド? サッカーはそういうエピソードで成り立っている。決定的な要因になっていたかもしれないね」

一方、フィオレンティーナのシニシャ・ミハイロビッチ監督は、次のようにパフォーマンスへの満足感を表している。

「我々は素晴らしい試合をした。あらゆる点で完璧だったよ。ラストパスが足りないだけだった。(ステファン・)ヨベティッチはセンターフォワードとして非常に良いプレーをしたね。ディフェンスラインの前に入った(ヴァロン・)ベーラミも良かった。相手のFWたちを苦しめていたよ」

「(アレッシオ・)チェルチ? こういうプレーをしている限り、彼を外すなんてとんでもないね。ここイタリアに彼のような特長の選手は存在しない。やるべきように守備に戻っていなかったかもしれないが、今の彼は代表にふさわしいよ。このまま続けていれば、確実に代表にたどり着くだろう」

「我々は守備も最高だ。4試合で失点は2ゴールだけ。戦術的に、我々は完璧だった」