「もちろん、同じ選択をするよ。(家族に不幸があったアンドレア・)ドッセーナに何もなかったら、(クリスティアン・)マッジョだって外していた」

21日のセリエA第4節で、ナポリはキエーヴォと敵地で対戦し、0−1と敗北を喫した。多くの主力をベンチスタートとし、ローテーションを採用したワルテル・マッツァーリ監督は、『スカイ』のインタビューで、敗戦後も自らの選択を後悔していないと主張している。

「我々は枠内シュートを打たれずに試合に負けた。我々にとって、ここは魔法がかかった場所なんだ。負けることはあり得る。だが、前進し、自分たちの道を続けていこう」

「完全にローテーションしなければいけない試合というのもある。勝利を目指したときに、我々は失点をしてしまった。だが、このまま続けていこう。おそらく、こういう形での敗戦は、我々にとっても良かったかもしれない。成長するために役立つはずだ」

「若い2人のDFたちに関しても、ポジティブな側面があった。我々には士気を落としている時間などない。すぐに今後の試合のことを考えなければいけないんだ」

一方、金星を挙げたキエーヴォのドメニコ・ディ・カルロ監督は、「素晴らしい勝利だ。とても激しく、気持ちが入っていたね。選手たちのこと、特に(決勝点を挙げたダヴィデ・)モスカルデッリのことを思うとうれしい。だが、全員が全力を尽くした。最初の2試合での落胆を打ち消してね」と喜びをあらわにしている。