「チャンピオンズリーグ(CL)にミランが勝って、ナポリはスクデット? それでOKだ」

ミランのアドリアーノ・ガッリアーニ代表取締役が、『ラジオ・キス・キス・ナポリ』のインタビューでこのように語った。両チームの対戦まで2日。ガッリアーニ代表取締役はナポリに賛辞を送っている。

「ナポリはようやくそのレベルに戻った。1980年代の素晴らしい対戦を思い出すね。ファンタスティックな試合があった。(ディエゴ・)マラドーナ、カレカ、(ブルーノ・)ジョルダーノ、(ルート・)グーリット、(マルコ・)ファン・バステン、(フランコ・)バレージ…忘れられない勝負だ。イタリアサッカーにはナポリが必要だよ。彼らはようやくトップへ戻ってきた」

ミランとナポリはそれぞれ、敵地でのCL初戦で価値あるドローを演じている。だが、次はセリエAに意識を向けるときだ。

「スクデット? とても拮抗したリーグ戦になるだろうね。タイトルを狙うチームは一つじゃない。そこにはナポリもいるし、もちろんミランもいる。(CLとの二足のわらじについて)ナポリは去年、ヨーロッパリーグを戦った。だから、もう慣れているだろう。我々は25年前からやっている。すべてのビッグクラブがこういう文化に慣れなければいけない。チームを整備する必要があるんだ」

「負傷者? 多くの選手を欠くだろうが、ケガ人のことを言っても仕方がない。我々はナポリをリスペクトしているが、サン・パオロで戦うことに恐れを抱いたりはしないよ。すべての相手をリスペクトしなければいけないし、ウチは多くの選手がいないだろうけど、戦うのは常に11人だ。泣き叫んではいないし、ビッグマッチに臨むよ」