10日のセリエA第2節で、ナポリはチェゼーナと敵地で対戦する。ワルテル・マッツァーリ監督は、MFギョクハン・インレルやFWゴラン・パンデフが加わった今夏の補強に満足しているようだ。

「クラブの補強には完全に満足している。だが、今はチームに過剰な期待がかけられないようにしてもらいたい。少なくとも4チームは別の惑星レベルのチームなんだ」

ナポリはリーグ戦とコッパ・イタリアに加え、チャンピオンズリーグ(CL)にも出場する。欧州最高峰の舞台に立つことで、心身ともに多大なエネルギーを消費する恐れがあるだろう。例えば、ナポリの街はすでにCLマンチェスター・シティ戦に向けてアツくなりつつある。

だが、マッツァーリ監督はチェゼーナ戦のことだけを考えており、次のように語った。

「熱意があるのは正しいことだ。だが、私の頭にはチェゼーナのことしかない。選手たちも同じだよ。人工芝のピッチという未知数の部分もある。夏に大きく補強し、価値ある選手たちを擁するチームを相手に、良いスタートを切って3ポイントを獲得することは重要だ」

ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長は、最低でもヨーロッパリーグ出場を保証してくれる5位以内に入らなければいけないと主張した。だが、サポーターが夢見ているのはスクデット獲得だ。それでも、マッツァーリ監督は何かを宣言したりはしていない。

「昨シーズンの素晴らしい快挙を繰り返すのは、簡単ではないだろう。だがそれは、我々がそれにトライしないという意味ではない。でも、素晴らしいことが普通のことになることはないんだよ。我々は昨年よりも良い順位になれるように戦う。ミラン、インテル、ユヴェントスがほかのチームたちより先にいっていると思うね」