マンチェスター・シティFWマリオ・バロテッリと、ナポリFWエセキエル・ラベッシが、カモッラ(イタリアマフィア)のマネーロンダリングに関する捜査において、ナポリ検察から証人として召喚されることとなった。

ナポリ検察が捜査している実業家マルコ・イオリオ氏や、その友人で元警察官のヴィットーリオ・ピザーニ氏に関する2つのエピソードについて、深く調べていくためだ。

エピソードの一つは、バロテッリが去年、イオリロ氏や犯罪組織の構成員に付き添われ、ナポリ郊外のスカンピア地区を訪れた件だ。もう一つは、ラベッシがポジリッポ地区でナポリの若者数名とケンカした件である。ケンカの後で、ピザーニ氏がそれを知らせるべく、所轄に連絡を取っていたことが分かっている。

バロテッリとラベッシの召喚がいつになるかは明らかになっていない。サッカー選手では先日、元イタリア代表のファビオ・カンナヴァーロ氏が、イオリオ氏との関係について、やはり証人として検察に召喚されている。