――パリ・サンジェルマン(PSG)は、1月にあなたがパリへ来ると確信しているようですが。
「狂っているよ。マーケットは終わったばかりだ。すぐに移籍交渉に関して騒がれるなんてね」

――では、PSGのレオナルドSD(スポーツディレクター)にはなんと答えますか?
「僕はここから動かない、と答えるよ。1月も、それ以降もね。ナポリで僕はハッピーだし、ナポリと一緒に勝ちたいと思っている」

――ワルテル・マッツァーリ監督のチームは、ミランやインテルのライバル候補筆頭と見られています。
「(アウレリオ・)デ・ラウレンティス会長はファンタスティックな補強をしてくれた。彼は一人の選手の獲得も間違わなかったよ。僕らは確実に去年よりも強くなっている。(ギョクハン・)インレルや(ゴラン・)パンデフ、(ミゲル・)ブリートス、(ブレリム・)ジェマイリといった選手たちは、すべてのポジションでのレベルアップを保証してくれるよ。でもね…」

――でも?
「たぶん、僕だったら、『スクデット』という言葉を口にするのは禁止にすると思う」

――なぜですか?
「それだけのプレッシャーを背負ってリーグ戦を始めるのは、大変なミスになるはずだよ。スクデットについて話すのは、インテルとミランに任せよう。彼らは慣れている。たくさんのタイトルを獲得してきたんだ。この言葉(スクデット)は、選手たちの頭やドレッシングルームの中で尾を引くんだよ。僕らはまだある程度のバランスを身につけなければいけない。精神的にもね」

――ですが、ナポリにはタイトルを獲得するだけのカードがそろっています。
「繰り返すよ。僕らはより強くなっている。より競争力を身につけた。チャンピオンズリーグ(出場)が国際レベルでの成長の助けにもなるだろう。でも、この話(スクデット)はリーグ戦の終盤戦まで先送りにしようよ。そのときに僕らが首位に立っていたら、そのときはどんな言葉を発するのも禁止されない。でもサッカーは、ファンタスティックなシーズンの翌年は、それを繰り返すことが簡単じゃないってことを教えてくれているはずだ」

――フィジカルコンディションを危ぶむ声がありましたが。
「アイルランド対スロバキアの試合を見たよね。フィジカルに問題がある選手に見えた? ナポリには安心してほしい。リーグ戦を始め、自分がすぐに主役になることが待ち遠しいよ」

――マーケットの話はもう終わりですね?
「またマーケットかい? 僕はナポリで素晴らしくやっているんだ。その話にはもう戻りたくない」