ナポリは22日、バルセロナとの親善試合「ガンペール杯」に臨み、敵地カンプ・ノウで0−5と大敗した。

ナポリはエディンソン・カバーニがネットを揺らしたものの、マレク・ハムシクがオフサイドだったとして得点が認められず。すると25分、セスク・ファブレガスに先制を許し、セイドゥ・ケイタに追加点を奪われると、後半に入ってペドロに3点目を挙げられ、さらにリオネル・メッシのドッピエッタを食らった。

カバーニは試合後、イタリア『メディアセット・プレミアム』に対し、次のように話している。

「今夜の試合は僕らにとって厳しいテストとなった。彼らはチャンピオンだ。僕らは仕事を続け、改善し続けなければいけない。去年のように成長しようとしなければいけないね。今日の僕らは間違った。怒っているのは当然さ。負けるのは良いことじゃないからね。でも、今はとにかく、リーグ戦で勝利を取り戻せるように仕事をリスタートすることだ」

一方、ワルテル・マッツァーリ監督は次のようなコメントを残している。

「我々はバルセロナのレッスンを受けた。改善するために役立つことだろう。この試合は、チャンピオンズリーグで何が我々を待ち受けているのか、それを理解するための物差しだったんだ。バルセロナは地球外のチームだよ。継続して若手たちが現れるし、彼らのメンタリティーは模範としなければいけない。彼らのカンピオーネたちは、5−0で勝っていてもボールを追いかけていたんだ。バルセロナモデルをイタリアに輸入するのは難しいだろうね。若手に対する忍耐がない」

おそらく、結果以上に痛かったのは、DFミゲル・ブリートスが負傷で途中交代を余儀なくされたことだろう。同選手は足の指の骨折で2カ月の戦線離脱になる可能性が疑われている。