ナポリは22日、バルセロナと敵地カンプ・ノウで対戦する。ただの親善試合ではあるが、この「ガンペール杯」はナポリにとってそれ以上のものだ。選手たちにとっても、それは同じである。最強のチームを相手に、自分たちの力がどれほどなのか、好奇心を抱くとともに、その準備を整えている。
 
MFギョクハン・インレルはイタリア『スカイ・スポーツ』に対し、「ヨーロッパ王者と対戦するのは、いつだって素晴らしい挑戦だ。それに、ジェノアとのリーグ開幕戦に向けて、自分たちがどれくらいなのか、良いテストにもなるだろうね。彼らはとても強いチームだ。僕らは最大限の集中力を持ってプレーし、すべてのボールを争う準備をしなければいけない」と語った。
 
バルセロナ相手の勝利を考えるのは難しいことだ。それでも、インレルはポジティブに考えている。
 
「いつだって、サッカーではあらゆることが起こり得るんだ。僕はワールドカップで、スイス代表としてスペイン代表も倒すことができた。カンプ・ノウでの試合では、コンパクトに戦い、プレッシャーをかけなければいけない。(リオネル・)メッシと(エセキエル・)ラベッシの戦い? 2人とも偉大なカンピオーネだね。でも、大事なのはチームだ。月曜の試合で、どちらが強いのか見てみよう」
 
長い交渉の末にウディネーゼからナポリへ加入したインレルは、自身に大きな期待がかけられていることを自覚している。同選手は「僕には多くの責任がある。新戦力だし、すぐに貢献したいと思っているよ。このチームはとても若い。僕も成長したいね」と続けた。