バイエルン指揮官、宇佐美に及第点も「もっとフィジカルが安定すれば貴重な選手に」

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　27日に行われたアウディカップ決勝のバルセロナ戦で、移籍後初のフル出場を果たした日本代表MF宇佐美貴史について、ユップ・ハインケス監督が言及している。

　バイエルンはHP上で、「宇佐美はバイエルンの攻撃にアクセントをつけた。19歳のキレのあるターンに、スペイン王者は翻ろうされた」とし、「前半に4度あった決定機のうち3度は彼からの演出だった」と宇佐美のプレーを称賛。

　ハインケス監督は、「改めて彼は自分が素晴らしいプレーヤーだということを証明した」と宇佐美に及第点を与えつつも、「タカシにとってここは全くの別世界なんだ」とコメントし、ドイツの文化やサッカーに慣れるまでにまだ時間がかかることを示唆。

　また、「我々がボールを持っていないとき、試合のペースについていくだけの十分なフィジカルがまだできていない」と宇佐美の課題を挙げており、「フィジカル的に安定すれば、我々にとって貴重な選手になるだろう」とコメントしている。

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