「ラベッシはナポリから動かない」。今回、FWエセキエル・ラベッシの移籍を否定したのは、ナポリのアウレリオ・デ・ラウレンティス会長ではない。ラベッシの代理人であるアレハンドロ・マッツォーニ氏がイタリア『ラジオCRC』に対して語ったのだ。

先日からマンチェスター・シティからの関心を取りざたされていたラベッシ。だが、マッツォーニ代理人は次のように移籍を否定している。

「どうしてポチョ(ラベッシ)の他クラブへの移籍の噂がたくさん出回るのか分からない。おそらく、彼がナポリを去ると言って、騒ぎを起こしたいんだろうね。確かに、ラベッシの契約には解除条項がある。だが、クラブを離れるには、選手自身の希望も必要なんだよ」

「重要なオファーが届いた場合、ナポリとテーブルについて話し合うということは、ずっと言ってきたはずだ。だが、これはサッカーにおいて普通のことなんだよ。契約解除条項の有無は関係ない。ラベッシはナポリから動かないよ。ナポリとラベッシ本人の双方が喜ぶようなオファーが届けば、そのときはまた話し合うだろう」

一方、リヴァプールMFアルベルト・アクイラーニの代理人であるフランコ・ザヴァッリャ氏は、フィオレンティーナ移籍にブレーキをかけている。26日、『ガゼッタ』電子版のインタビューに応じた同氏は、リヴァプールとフィオレンティーナ、アクイラーニの交渉について、次のように語った。

「アルベルトとフィオレンティーナはまだ合意に至っていない。合意があるというのなら、それは両クラブのことだ。我々とフィオレンティーナはどんな決断にも至っていないのだからね」

直近になり、アクイラーニのフィオレンティーナ移籍は話が進んでいると見られていた。いずれにしても、アクイラーニはフィオレンティーナと合意に至るのを待つ一方で、リヴァプールと補償金に関して交渉している。

なお、アヤックスGKマールテン・ステケレンブルフの代理人であるファビオ・パリージ氏は、イタリア『Forzaroma.com』のインタビューで、「ローマとアヤックスの合意はほぼ完全なものだ。今はいくつかの詳細について動いており、すべては今日にも解決すると思っているよ」と明かした。