インテルのマッシモ・モラッティ会長が、チームのキャンプを視察した。ジャン・ピエロ・ガスペリーニ新監督のスタートの様子を確認するとともに、MFヴェスレイ・スナイデル放出の可能性についても触れている。

モラッティ会長はガスペリーニ監督の練習に好感を持ったようで、「面白いテストをしているようだね。選手たちを正しい方法で適応させるための性格と個性を持っているように思う」と述べた。

移籍の噂が続いているMFヴェスレイ・スナイデルについて問われると、「自分でもその質問をするくらいだ。残留となることを願っているよ。今はスナイデルに限らず、いろいろな噂が飛び交っている。マンチェスター・ユナイテッドからオファーが届いたりということはないよ」と明かした。

さらに、新加入のMFリッキー・アルバレスを称賛。モラッティ会長は、「アルバレスの左は気に入ったよ。ファンを喜ばせる特徴を持っている。ただ、それと同時にプレーの中で有用な選手になれるだろう。いろいろなポジションをこなせるし、インテルの歴史の一部になれるかもしれない」と語っている。

また、完全移籍で獲得した日本代表DF長友佑都に関しては、「彼を獲得したのは、彼が優秀だからだ。初日からよくやっていて、常に向上している。我々は、良い取引ができたと感じているよ」と称えた。