ナポリがセカンドユニフォームのお披露目を行った。アウレリオ・デ・ラウレンティス会長はまず、一つの映像を見せている。ディエゴ・アルマンド・マラドーナ氏がナポリでプレーしていたときの映像だ。1987年、ナポリがスクデット(セリエA優勝)を成し遂げ、コッパ・イタリアも制したときである。今シーズンのナポリのセカンドユニフォームは、25年前のデザインを彷彿とさせるものになった。

デ・ラウレンティス会長の横には、DFアントニオ・ロザーティ、MFマリオ・サンターナ、MFマルコ・ドナデル、DFフェデリコ・フェルナンデス、DFミゲル・アンヘル・ブリートス、GKロベルト・コロンボといった新戦力がユニフォームを着て登場した。

300人ほどのファンを前にしたデ・ラウレンティス会長は、「おなじないという意味もあって、我々はこういった形を選んだ。このユニフォームが幸運を運んでくれることを願っている」と話している。ただ、過度なプレッシャーをかけるつもりはなく、「スクデット(セリエA優勝)を宣言するということではない。幸運というのは、ほかにもあるだろう」と述べた。

今回のユニフォームは、クラシックなイタリアのスタイルを採用しつつ、最新のテクノロジーを使っている。ナポリのユニフォームをつくっている『マクロン』社のジャンルカ・パヴァネッロCEOは、「我々は、ナポリのファンのアツい情熱を知っています。そして、水色のパワーを再びまとうことの重要性も理解しています。クラブの全盛期のスタイルを用いることができ、光栄に思っています。ただ、生地やデザインには、現代の技術を用いています。過去にこのユニフォームで祝ってきましたが、このクラブの現在、そして将来が素晴らしいものになればと思います」と話した。