ヘタフェは29日、ミランからDFミケランジェロ・アルベルタッツィをレンタル移籍で獲得することで合意に至ったと発表した。20歳の同選手は来週にもお披露目される。一方、ミランのアドリアーノ・ガッリアーニ代表取締役は、『ガゼッタ』の取材に対し、マーケットについて次のように語った。

「(ナポリMFマレク・)ハムシクについては、(ナポリのアウレリオ・)デ・ラウレンティス会長が息をのむようなとんでもないオファーがミランから届く可能性はゼロだ。ミランが1月に(サントスMF)ガンソを獲得する可能性も、(レアル・マドリーMF)カカーがミランへ復帰する可能性もゼロだよ。(アーセナルMFセスク・)ファブレガスは我々の下には来ず、別のチームへ行くだろう。(サントスDF)ダニーロ? それは分からないよ…」

一方、ナポリではリッカルド・ビゴンSD(スポーツディレクター)がこの日、FWダヴィド・トレゼゲの代理人であるアントニオ・カリエンド氏と会談した。カリエンド代理人は『Calciomercato.it』のインタビューで、「オファーはたくさんあるが、今のところはナポリが有力な候補だ」と明かしている。ビゴンSDとの会談では、トレゼゲがナポリのユニフォームを着ることを望んでいることが確認されたようだ。

また、フィオレンティーナMFマリオ・アルベルト・サンターナは、『ラジオ・キス・キス』のインタビューで、「ナポリよ、僕の準備はできている」と話している。同選手にはチェゼーナなどからオファーが届いているが、選手側はナポリ移籍を優先しているようで、すでに合意にも達している。

なお、フィオレンティーナはこの日、クラブの公式ウェブサイト上で、ブラジル人DFロムロ・カルデイラを獲得したことを発表した。昨季はアトレティコ・パラナエンセで左サイドバックとしてプレーしていた選手で、近日中にメディカルチェックを受ける。

また、フィオレンティーナはGKセバスティアン・フレイの移籍について、ジェノアと詳細を詰めているところだ。残すはトレード要員の選定と見られている。