PK戦でまさかの珍事…GKの早すぎる歓喜が悲劇を生む
 イタリア7部のテルメーノ対ドロで前代未聞の珍プレーが飛び出した。

 PK戦に突入し、4−4の同点で迎えた場面で珍事件は起こった。テルメーノのキッカー、ミケーレ・パルマが放ったシュートはクロスバーを叩き、ボールは遥か上空へ。PK失敗を確信したパルマは頭を抱えて倒れこみ、ドロのGKロリス・アンゲリは、ガッツポーズをしながら猛然と走り出した。

 しかし、上空へと上がったボールにはバックスピンがかかり、地面に落下したと同時にゆっくりとゴールへ。パルマがシュートを打ってから、ラインを越えるまでに約10秒もの時間を要したが、ボールはゴールへと吸い込まれ、得点が認められた。

 この珍事に動揺したのか、次のキッカーはPKを失敗し、ドロはまさかの敗戦。GKの早すぎる勝利へ対する歓喜が、思わぬ結末を招いてしまった。

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