レアル・マドリーは５日のチャンピオンズリーグ（CL）準々決勝ファーストレグで、トッテナムをホームで４−０と下した。大勝したレアルのジョゼ・モウリーニョ監督だったが、古巣インテルはシャルケに２−５と大敗。かつて自らが率いたインテルに対し、指揮官は次のように鼓舞するコメントを残した。

「すべてのインテリスタたちと同じように、悲しく思っている。これで逆転は不可能に思われるが、サッカーでは決してどうなるか分からないものだ。いずれにしても、インテルはまだリーグ戦やコッパ・イタリアのタイトルを争っている。CLからの敗退が世界の終わりではない。常に勝つことはできないんだ」

また、ミランのオーナーであるシルヴィオ・ベルルスコーニ氏が、レアルFWクリスティアーノ・ロナウドの獲得を考えているとのニュースに対し、モウリーニョ監督は「サッカーではあらゆることが可能だ。ロナウドが出て行くなら、私も去るよ。ただし、ミランには行かない」と語った。

一方で、トッテナム戦の大勝について、モウリーニョ監督は「我々はうまく試合を読んだ。11人のときもトッテナムには望んでいたプレーをさせなかった。10人になれば、このレベルでは難しいものだ。我々は高い位置でプレスをかけ、スピーディーなプレーをし、相手に時間を与えなかった」と話している。