14日のチャンピオンズリーグ・グループリーグ第1節で、トゥエンテと敵地で2−2と引き分けたインテル。ドロー発進となった昨季王者だが、マッシモ・モラッティ会長は試合から一夜明けた15日、チームを奨励している。

「良かったよ。小さなピッチで、オランダ王者との難しい一戦だったんだからね。彼らは我々との対戦を、ファイナルのように考えていた」

「ウチの選手たちがうまかったと認めなければいけない。彼らはキャラクターを見せてくれた。我々は少し改善もしているんだ。試合ではちょっと運があったりなかったりするものだしね。ディフェンスに対する批判があるみたいだけど、私はとてもうまくやったと思う。トゥエンテの2ゴールは、一つはフリーキックだったし、もう一つは不運にもウチの選手が触って決まったものだからね」

FWディエゴ・ミリートはトゥエンテ戦でも輝くことができなかったが、モラッティ会長は「心配はまったくしていない」と話している。

一方、モラッティ会長はローマDFニコラス・ブルディッソに対する処分についても言及。インテルは14日、同選手が2試合の出場停止処分となり、インテルとの一戦に出場できることとなったのを受け、クラブの公式サイトで裁定に不服を抱いているかのような声明を発表していた。

「審判団についての発表ではないよ。『ちょっと(処分が)軽すぎる』と思った人へのものだ。それに、私はブルディッソのことをうれしく思っている。彼はいずれにしても良い青年だからね」