世界にはオソロシイ子供がいるものだ。ドイツ東部のツビッカウで、８歳の少年がラジコンならぬ本物の自動車を動かし、衝突事故を起こしたという。ロイターが28日伝えた。

現地の警察の発表によると、少年は学校で授業の進行を妨害したために教室からつまみ出された。その後、自分を追い出した教師の車のキーを盗み出して車を発進させたとのこと。そのまま低速で約25メートル走ったそうだが、やはり運転は無理だったようで学校外の駐車場に停めてあったほかの車にあえなく衝突。少年は無事だったものの、この事故で推定8000ユーロ（約98万円）の損害が出たという。

警察の事情聴取に対し、少年は「教室から出て行かされたことをママに言いつけようと思った。家まで運転していくつもりだった」と供述しているとか。子供らしい動機だが、やることの大胆さは大人顔負け。日本のモンスターペアレントより恐い「モンスターチルドレン」である。

（編集部：綱川朋彦.）

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