11日に行われたW杯南米予選で、アルゼンチンは隣国のウルグアイを2−1で下し、4試合連続ドローの泥沼から抜け出し、6試合ぶりの勝利を手にした。また、首位に立つパラグアイはアウェイでコロンビアを1−0で下している。
 アルゼンチンは開始6分にリケルメのクロスをメッシが決めて先制。その7分後にはアグエロが追加点を入れたが、デ・ミチェリスのゴールはオフサイドで認められず、前半終了間際にはルガノに1点を返された。後半はタックルの応酬などで激しい展開となったが、どちらもゴールを割ることはなかった。
 アルゼンチンのバシーレ監督は試合後、「結果が必要だったが、それを手にすることができた」とほっとした様子だった。

 全部で18試合が行われるマラソン予選はようやく半分が終わり、パラグアイは勝ち点を20に伸ばして首位をキープ。アルゼンチンは4ポイント差の2位。勝ち点13のブラジルは12日にアウェイでベネズエラと対戦する。