ライブレポート:上木彩矢「明日のために走り出そう」
今年10月、前作「Secret Code」に続く2作目のアルバム「明日のために〜Forever More〜」を発表した上木彩矢。昨年、東京と大阪で行なわれたワンマンライブは即日完売となり、今年は名古屋を加えた全国3都市で「AYA KAMIKI LIVE 2007 -明日のために走り出そう-」を開催。先月17日に、東京・ラフォーレミュージアム六本木にて最終公演が行われた。
映画のオープニングのように、ステージ上のスクリーンに街の風景が映し出されると、場内には喧噪が響きわたり、「夢の中にまで」からシリアスに物語が始まる。続くミドルテンポのロックナンバー「Tears」では、上木とアコースティックギターで参加したdoaの大田紳一郎とのコーラスが絡み合い、観客の手拍子とともにフロアの温度が上昇していく。
昨年に比べ女性客の姿も増え、一方で「上木ぃー!」という体育会系の声援も起こる中、「私も一年振りということで、すごく楽しみにやって参りました!」とまずは挨拶。「ミセカケのI Love you」で切ない感情を歌い上げると、「世界中の誰もが」では夜明けを迎えるように歌う表情にも明るい光が差し込める。
「ちょっとミディアムテンポのものが続きますけど、最後にドカーン!と用意してますので、皆さん体力を温存しておいて下さい」と述べると、「Forever More」「夏のある日」「youthful diary」「ココロが..もう少し」と、スケールの大きな歌声を会場中に響かせる。ステージ中央から伸びたランウェイを彼女がゆったりと歌い歩くと、心地よい風に吹かれるように観客は両手を左右に揺らした。
バンドメンバーがステージ中央に集合すると、その前でイスに腰掛けた上木は「あまりアコースティックとかやったことが無かったので、今回のライブではそういうコーナーも作ってみようかなと思いまして」と語る。胸の内に秘めた想いを告白するかのように、「星の降る夜には」「A constellation 〜2007」「叶わないなら 〜winter lovers〜」を情熱的に披露すると、「どうでしたか?やっぱり歌い慣れていないので、ちょっと照れる部分もあるんですが(笑)。22歳にもなったので、こういう曲も歌っていこうかなと思っております。」と、はにかんだ。
そして、「皆さん休んでいる場合じゃないですよ。ここからはラストまでノンストップでいかせて頂きます!」と続くと、元気よくランウェイに飛び出し、「YOU & ME」「Can’t stop fallin’ in LOVE」へ。さらにメンバー紹介を挟んで「眠っていた気持ち 眠っていたココロ」へと、観客の鼓動とともに加速していく。
この日のセットリストは、セカンドアルバム収録曲を中心に選曲。上木の「ここからは皆さんもよく知っている曲がどんどん続いていくと思いますよ」という言葉を合図に、「Secret Code」「ピエロ」「Bounce, Bounce, Bounce」と歪んだギターが鳴り響くロックナンバーを連発すると、観客のテンションも最高潮に達する。「大阪から始まり、名古屋、東京、とても楽しかったです。また来年会いましょう」と告げると、ラストは「もう君だけを離したりはしない」で本編のステージを締めた。
アンコールでは、自らデザインを手掛けたライヴグッズのニット帽、Tシャツ、マフラータオルなどを身に着けて登場。「I Sing This Song For You」を客席と一体になって歌うと、最後はこの曲が一人一人の明日へと続いていくように、「明日のために」で2007年最後のライヴを駆け抜けた。
■演奏曲目
01. 夢の中にまで
02. Tears
03. ミセカケのI Love you
04. 世界中の誰もが
05. believin' your heart…
06. Forever More
07. 夏のある日
08. youthful diary
09. ココロが..もう少し
10. 星の降る夜には
11. A constellation 〜2007
12. 叶わないなら 〜winter lovers〜
13. YOU & ME
14. Can’t stop fallin’ in LOVE
15. 眠っていた気持ち 眠っていたココロ
16. Secret Code
17. ピエロ
18. Bounce, Bounce, Bounce
19. もう君だけを離したりはしない
- アンコール -
20. I Sing This Song For Yo
21. 明日のために
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・上木彩矢 - アーティスト情報
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昨年に比べ女性客の姿も増え、一方で「上木ぃー!」という体育会系の声援も起こる中、「私も一年振りということで、すごく楽しみにやって参りました!」とまずは挨拶。「ミセカケのI Love you」で切ない感情を歌い上げると、「世界中の誰もが」では夜明けを迎えるように歌う表情にも明るい光が差し込める。
「ちょっとミディアムテンポのものが続きますけど、最後にドカーン!と用意してますので、皆さん体力を温存しておいて下さい」と述べると、「Forever More」「夏のある日」「youthful diary」「ココロが..もう少し」と、スケールの大きな歌声を会場中に響かせる。ステージ中央から伸びたランウェイを彼女がゆったりと歌い歩くと、心地よい風に吹かれるように観客は両手を左右に揺らした。
バンドメンバーがステージ中央に集合すると、その前でイスに腰掛けた上木は「あまりアコースティックとかやったことが無かったので、今回のライブではそういうコーナーも作ってみようかなと思いまして」と語る。胸の内に秘めた想いを告白するかのように、「星の降る夜には」「A constellation 〜2007」「叶わないなら 〜winter lovers〜」を情熱的に披露すると、「どうでしたか?やっぱり歌い慣れていないので、ちょっと照れる部分もあるんですが(笑)。22歳にもなったので、こういう曲も歌っていこうかなと思っております。」と、はにかんだ。
そして、「皆さん休んでいる場合じゃないですよ。ここからはラストまでノンストップでいかせて頂きます!」と続くと、元気よくランウェイに飛び出し、「YOU & ME」「Can’t stop fallin’ in LOVE」へ。さらにメンバー紹介を挟んで「眠っていた気持ち 眠っていたココロ」へと、観客の鼓動とともに加速していく。
この日のセットリストは、セカンドアルバム収録曲を中心に選曲。上木の「ここからは皆さんもよく知っている曲がどんどん続いていくと思いますよ」という言葉を合図に、「Secret Code」「ピエロ」「Bounce, Bounce, Bounce」と歪んだギターが鳴り響くロックナンバーを連発すると、観客のテンションも最高潮に達する。「大阪から始まり、名古屋、東京、とても楽しかったです。また来年会いましょう」と告げると、ラストは「もう君だけを離したりはしない」で本編のステージを締めた。
アンコールでは、自らデザインを手掛けたライヴグッズのニット帽、Tシャツ、マフラータオルなどを身に着けて登場。「I Sing This Song For You」を客席と一体になって歌うと、最後はこの曲が一人一人の明日へと続いていくように、「明日のために」で2007年最後のライヴを駆け抜けた。
■演奏曲目
01. 夢の中にまで
02. Tears
03. ミセカケのI Love you
04. 世界中の誰もが
05. believin' your heart…
06. Forever More
07. 夏のある日
08. youthful diary
09. ココロが..もう少し
10. 星の降る夜には
11. A constellation 〜2007
12. 叶わないなら 〜winter lovers〜
13. YOU & ME
14. Can’t stop fallin’ in LOVE
15. 眠っていた気持ち 眠っていたココロ
16. Secret Code
17. ピエロ
18. Bounce, Bounce, Bounce
19. もう君だけを離したりはしない
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