触れてはいけないものに触れてしまった映画……

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名作、駄作、問題作、どんな作品もそれなりに楽しむ映画好きのアメリカ人。そんなアメリカ人もドン引きの映画が登場した。銃を乱射して町中の人々を皆殺しにするゲーム『POSTAL』(ポスタル)を映画化した『POSTAL THE MOVIE』である。

なんとこの映画、ニューヨークのワールド・トレード・センターに飛行機2機が突撃するなどした、911同時多発テロ事件をパロディ化した予告編ムービーを作ってしまったのだ。

残酷な映画やゲームにも寛容だったWebサイトや新聞各社も、さすがにこれにはドン引き……というよりも大激怒したという。911事件は、まじめな実録映画でも作成されるまでに長い時間を要し、アメリカ人のみならず世界的にも扱うには非常にデリケートな事件。それを笑いのネタにしているのだから、人々の逆鱗に触れたのは当然といえば当然だ。

公式サイトにて『オサマ・ビン・ラディンTV』なるパロディコーナーもあり、911事件の被害者家族や、関係者からの非難の嵐は免れまい。また、つい最近では韓国人男性による銃乱射事件もあったばかりだけに、米国民は超緊張状態。本当に上映できるのだろうか?

映画にはそれぞれテーマというものがある。この映画は何を感じさせ、何を心に残してくれるのだろうか? 日本での公開は未定だが、いろんな意味で興味深い作品である。


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Reference By 『POSTAL THE MOVIE』公式サイト
Reference By 問題の『POSTAL THE MOVIE』予告動画

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911をパロった映画に全米がドン引き大激震!