リヨンのバロシュ、「人種差別的ジェスチャー」が問題に
今シーズン途中からリヨンに移籍したチェコ代表FW、ミラン・バロシュが「人種差別的ジェスチャー」で槍玉にあげられている。
バロシュは18日のレンヌ戦で、相手ディフェンダー、ステファン・エムビア(カメルーン人)の執拗なマークに苛立ち、鼻をつまみながらもう一方の手で空気をあおぐ動作をした。
レンヌ側はこれを「人種差別的なジェスチャー」と非難、ド・サンセルナン会長はプロサッカー連盟(LFP)に、規律委員会で処罰を討議するよう申し入れた。
一方、リヨン側は公式ホームページで、バロシュのジェスチャーに人種差別的な意味合いはなかったと擁護している。クラブの釈明によると、バロシュは密着してくるエムビアに抗議したかったが、フランス語でどう言っていいかわからず、「放っておいてくれ。まともに息を吸わせろ」という意味を込めてジェスチャーで表した、という。
リヨンは、バロシュがエムビアを不愉快にさせたことについて反省していることを強調し、クラブもバロシュ個人もあらゆる人種差別的な言動に徹底して反対の立場をとる、との声明を発表した。
フランス通信(AFP)によると、LFPはこの試合の主審と担当委員の報告書を待って、規律委員会で討議にかけるかどうかを決定する。
バロシュは18日のレンヌ戦で、相手ディフェンダー、ステファン・エムビア(カメルーン人)の執拗なマークに苛立ち、鼻をつまみながらもう一方の手で空気をあおぐ動作をした。
レンヌ側はこれを「人種差別的なジェスチャー」と非難、ド・サンセルナン会長はプロサッカー連盟(LFP)に、規律委員会で処罰を討議するよう申し入れた。
リヨンは、バロシュがエムビアを不愉快にさせたことについて反省していることを強調し、クラブもバロシュ個人もあらゆる人種差別的な言動に徹底して反対の立場をとる、との声明を発表した。
フランス通信(AFP)によると、LFPはこの試合の主審と担当委員の報告書を待って、規律委員会で討議にかけるかどうかを決定する。