バルセロナが、ユベントスのジャンルカ・ザンブロッタ(29)、リリアン・テュラム(34)両選手と契約した、と同クラブのオフィシャルサイトを通じて発表した。

ザンブロッタ、テュラムの移籍については18日にも両クラブ間で合意に達しており、あとは選手本人との合意を残すのみとなっていたが、ザンブロッタは移籍金1400万ユーロ(約20億6700万円)、4年契約、テュラムは移籍金500万ユーロ(約7億3800万円)、2年契約で合意に達したとのことだ。両選手の獲得でバルサディフェンスラインの強化は間違いないだろう。

バルサは、チェルシーから獲得したエイドゥル・グジョンセン(27)に続き、2006/07シーズンに向けて計3選手の補強に成功。センターフォワードからセンターMFもこなせるグジョンセン、左右両サイドバックをこなす柔軟性を持つザンブロッタ、高い守備力に定評のある世界屈指のセンターバック、哲人テュラムと理想的な補強となった。

なお両選手は、8月1日にスタートするメキシコ・米国遠征からチームに合流する予定となっている。

セリエB降格の判決が下ったユベントスから、ファビオ・カンナバーロ、エメルソン(ともにレアル・マドリーへ移籍)に続き、計4選手がクラブを去ることになった。