引退の上原浩治氏、未練は隠さず 「言ったことに対して後悔もあります」
![上原浩治氏](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/1/d/1d8f2006685fc27c1c6b3b58faf0a245-m.jpg)
日米通算21年のプロ生活に終止符を打った上原氏。「正直、もうちょいやりたかったという想いがあるんで、納得はしていない」とコメント。「言ったことに対して後悔も、もちろんあります。まだまだやりたかった」と、現役への未練をうかがわせた。
昨年、日本球界に復帰した上原氏は、開幕から4試合連続無失点を記録。7月には日米通算100勝・100セーブ・100ホールドという、日本人初の快挙も成し遂げた。だが、そのころすでに左ひざは悲鳴を上げており、シーズンオフに上原氏は手術に踏み切る。
一方で、現在の巨人における中継ぎや抑えのお勧め投手を問われると、上原氏は「今の一軍のメンバーで十分いい選手はいっぱいいる」とコメント。そのうえで、今季は自身も2軍で過ごしていたとあり、鍬原拓也や山川和大の名前を挙げている。
上原氏は鍬原を「いいまっすぐを持っている」と称賛。山川にも「いい感じで投げている」と賛辞を寄せ、「僕がやめて支配下が空いたから、そこに入ってもらいたい」とエールを送った。
一方で、澤村拓一について聞かれると、上原氏は「あいつはちょっとナメてるんでね」と笑顔。「だからこそ期待してます」とつけ加えている。
番組の最後には、共演した中畑清氏に「このポジションが僕になっていると思うんで。今までありがとうございました」と“宣言”するなど、解説者デビューに向けて布石(?)。中畑氏も「この後よろしくお願いします」と返し、2人でスタジオの笑いを誘った。