スカルをモチーフにしたポスタービジュアル
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 40歳の若さで亡くなったイギリスのファッションデザイナー、アレキサンダー・マックイーンさんの軌跡を追うドキュメンタリー『マックイーン:モードの反逆児』(4月5日公開)の特報が公開。天才として名を馳せたマックイーンさんの生前の姿や、衝撃的な演出で話題を呼んだショーの数々が一部見られる。

 労働者階級から27歳でジバンシィと契約。10年でファッション界の頂点に上り詰めたマックイーンさん。本作は、彼の友人や家族たちの独占インタビュー、彼の手掛けたショーの映像を交えて、波乱に満ちた人生に肉迫する。監督を、『オネーギンの恋文』(1999)の脚本を手掛けたピーター・エテッドギー、音楽を、『ピアノ・レッスン』などで知られるマイケル・ナイマンが務める。

 特報では、“モードの反逆児”と謳われたマックイーンさんが手掛けたショーの一部も。スーパーモデルのシャローム・ハーロウがロボットにスプレーをかけられる前衛的な演出が話題を呼んだ1999年春夏コレクションのフィナーレ。ケイト・モスがホログラムとして登場し、青白い光となって消えていく幻想的な演出で魅了した2006年秋冬コレクションなど、今もなお伝説として語り継がれる瞬間が収められている。

 なお、ポスタービジュアルは「アレキサンダー・マックイーン」のブランドアイコンとも言える、スカルをモチーフにしたもの。花や虫が敷き詰められ、マックイーンさん本人の目が覗く強烈なデザインとなっている。(編集部・石井百合子)

映画『マックイーン:モードの反逆児』は、4月5日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国公開