宮崎県高千穂町で飯干保生さん(72)の家族ら6人が惨殺された事件で、警察は、次男の昌大さん(42)が殺害した後、近くの橋から飛び降りて自殺したとみて捜査している。

周囲の証言によると、次男は妻の美紀子さん(41)と長女の唯さん(7)と社員旅行に参加し、25日午後(2018年11月)に帰宅した。その直後に、被害者の一人の松岡史晃さん(44)に電話があった。松岡さんは次男のかつてのトラック運転手仲間だった。知人はこう話している。

「夕方に電話がかかってきて、行ってくるということになったが、(松岡さんの)嫁さんは『行きなんな(行かないで)』とだいぶ止めたと言ってました。たぶん夫婦喧嘩の仲裁だったんじゃないでしょうかね」

次男夫婦を知る別の人も、「夫婦喧嘩が絶えず、過去にも松岡さんが何度も仲裁に入っていた」という。

松岡さんは地元の消防団に所属し、仲間からの信頼もあつかったという。「誰からも好かれる人柄がいい人」「仲間思いで責任のある子だった」と友人らは語った。松岡さんは今年5月(2018年)に結婚し、実家に戻ってきたばかりだったという。

関係者すべてが犠牲・自殺で真相ナゾのまま

田中良幸リポーター「事件が発生して3日目ですが、謎が深まり、地元では動揺が広がっています」

深澤真紀(コラムニスト)「こうなってしまうと、証言できる人が誰もいなくて、状況から類推するしかないですよね。7歳のお嬢さんまで犠牲になり、いくら衝動的とはいえ、止めるものはなかったのかなと思いますね」