石田ゆり子だけじゃない「SNS疲れ」芸能人が辞めたくても辞められない理由

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 女優・石田ゆり子が8月29日、突然“インスタ疲れ”を告白。愛犬や愛猫たちとの生活をユーモアたっぷりに綴り、160万人がフォローする人気のインスタグラムだっただけに、心配されるところだ。ファンに癒しを与え続けてきた石田に、一体何があったのか。

「5月7日にアパレル店スタッフの過剰に感じる接客について『つかずはなれず。距離を保つ。察する。というのはやはり必要かと思うのです』とコメントしたところ、販売員の仕事を否定したと一部ユーザーから非難の声が上がり、投稿を削除。さらに8月25日には『避暑地でのんびり過ごしている雪』として避暑地の訓練士のもとに預けている愛犬の写真をアップすると、『なぜ長期間預けているのか疑問』などと批判されてしまいました。本人もいい加減疲れてしまったのではないでしょうか」(芸能記者)

 だが、“SNS疲れ”は何も石田だけの問題ではない。

「この1年で、宮沢りえを始め満島ひかり、華原朋美といった芸能人が休止するか、過去の投稿をすべて削除しています。モデルで歌手の益若つばさは、去年の正月明けにツイッターで『今年の目標は、気がつけば習慣になっていたSNSと距離を置き、ソーシャルデトックスができるようになりたいです』と明言。“インスタの女王”と呼ばれる渡辺直美でさえも、元々趣味で始めたはずが女王となった今『追い込みがハンパない』『どんどんクオリティの高いものをあげなきゃって思う』とプレッシャーを口にしています」(前出・芸能記者)

 それでもやめられない理由についてタレントの藤田ニコルは、以前「サンデー・ジャポン」(TBS系)の中で「自分がここまでこれたのはSNSのおかげだからやめられない」と、現実とのジレンマを口にしていた。

 こうした状況を受けて、芸能人のSNSは今後二極化するのではないかという意見もある。

「メジャーになればなるほど、炎上するリスクが以前より高まります。“炎上商法”で稼ぐタレントではない限り、CMなど広告媒体への影響も考えると、お休みするのは賢明な判断ではないでしょうか」(広告代理店関係者)

 芸能界に蔓延するインスタ疲れ。次にヤラれるのは誰なのか。

(窪田史朗)