女子プロレス界に輝く場所を見つけた女性たちの再起の物語『GLOW』、シーズン3へ更新決定

写真拡大

1980年代後半から1990年まで放送されていた女子プロレスのTV番組『GLOW(原題)』をアイディアとしたNetflixオリジナルのコメディドラマ『GLOW:ゴージャス・レディ・オブ・レスリング』。80年代の女子プロレスの世界を描いた同作が、シーズン3へ更新されることが明らかになった。米Hollywood Reporterが報じている。

【関連記事】 新婚の『GLOW』アリソン・ブリー、子どもは猫で十分!と語る

舞台をロサンゼルスからラスベガスに移しストーリーが展開する新シーズンは、シーズン1&2と同様、全10話構成の予定。現在Netflixで配信中のシーズン1からは、今年9月17日(日)に行われるエミー賞のコメディ部門作品賞と、コメディ部門助演女優賞で主人公ルースの元親友デビーを演じるベティ・ギルピンがそれぞれノミネートされており、評価も高い作品だ。クリエイターは、『ナース・ジャッキー』を手がけたリズ・フラハイヴとカーリー・メンチ。Netflixの人気シリーズ『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』のクリエイターであるジェンジ・コーハンも製作総指揮として本作に携わっている。コーハンは、Netflixと複数年契約を結んでおり、彼らクリエイターたちは本作を今後も更新していきたい考えを述べている。

フラハイヴとメンチは、今回の更新を受けて次のようにコメントしている。「更新が進めば進むほど、オリジナル版の『GLOW』とは違う方向性に行くと思います。なぜなら、本作ではオリジナル版とは全く異なるキャラクターを生み出し、そしてそのキャラクターに沿ってストーリーを展開していくからです。できればシーズン3以降も継続できればと思っています。そうすれば、数多くいる女性キャラクター全員に均等にスポットライトを当て、それぞれについて深く描けるからです。シーズン1では、まず基本設定や物語を構築しないといけませんでした。シーズン2からは、それぞれの人生やレスリングについてより自由に製作できたのです。作中には15人の素晴らしい個性的な女性達が登場していますし、作品が終わるまでに視聴者の皆さんに全員のことを十分理解してもらえるのが理想なのです」

またシーズン3に関しても、興味深い回答をしている。「アイディアはたくさんあります。ラスベガスに舞台を移すことで、話に広がりができるのです。キャラクターたち大凡の方向性はあるのですが、シーズンごとにそれに大まかに沿っていくこともあれば、自由に大きく変更できる部分もあるでしょう」

まだまだシーズン3以降の展開も期待ができそうな『GLOW:ゴージャス・レディ・オブ・レスリング』は、Netflixにてシーズン1と2を配信中。(海外ドラマNAVI)