福田淳一事務次官を直撃

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 本誌セクハラ報道を受け、4月18日に福田淳一財務次官が辞任を発表した。が、セクハラ行為については一貫して否定し続けている。以下は9日に直撃取材を行った際の福田氏との一問一答である。

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――時刻は7時10分を回ったところ。ジャンパー姿の福田氏が、トイプードルと思しき小型犬(クッキーちゃん)と共に姿を現した。

記者1 おはようございます。週刊新潮です。クッキーちゃんもおはようございます。

福田 またか。

記者1 森友の問題で忙しいところ、次官、結構夜ね、仕事で、女性と飲んでいると伺って。まあそういう席で、結構、「おっぱい触っていい?」だとか「キスしたい」とか、そういう発言を……。

福田 何を失礼なことを言っているんだ。

福田淳一事務次官を直撃

記者1 されていると伺いまして。

福田 誰がそんなこと言っているんだよ!

記者2 複数の女性から確認させていただいてまして。

福田 そんなこと言ってないよ、失礼な。

記者1 仕事の席で飲んでいる女性に対してそんなこと言っていいのかなって。その点について話を伺えればと思って。

福田 そんなこと言ったことないって、言ってるだろう。

記者1 本当にないですか。

福田 ないよ。

記者2 くりかえし「キスをしていい?」であるとか「おっぱいを触っていい?」であるとかですね……

福田 そういうこと言うわけないだろう。

記者2 そういう非常に相手の女性の気持ちを害するようなですね……

福田 えっ? なに?

記者2 相手の女性の気持ちを害するような……

福田 だから、そんなことないって言ってるだろう!

記者2 (そういうことを)繰り返し仰っている。これはもう、我々、確認させていただいていますから。

福田 なんだよ、それ、誰だよ。

「言うわけないじゃん!」

記者1 昨年、杉田さん(和博・官房副長官)からもご注意を受けたんじゃないですか。

福田 ないよそんなもの。

記者1 次官に着任される直前に。

福田 ないよ。本当にないぞ、なんかの間違いだよ。

記者1 「週刊文春」でワイドで記事書かれた後に、大江アナウンサーとかとお食事されたときの記事が出た後に、「素行に気をつけろ」と言う風に言われたと。

福田 セクハラ的なことをしたことないし、杉田さんにそんなこと言われたことないよ。

記者1 お食事の席に女性をたくさん呼ばれて、毎晩飲んでいらっしゃると。

福田 そんなことしないよ。

記者2 「ホテルに行こう」と、全く交際していない女性にも言われたとか。

福田 そんなことするわけないだろう。誰がそんなこと言っているんだ失礼な!

記者2 1人や2人じゃないんですよ、そういうことを仰っているのは。

福田 言うわけないじゃん!

記者2 きちんと確認していますから、次官。

記者1 本当に大丈夫ですか?

福田 本当に大丈夫だよ。いい加減にしてくれよ!

記者2 きちんと次官、事実をですね……

福田 そんな事実ないって!!

記者1 本当ですか、大丈夫ですか。

福田 大丈夫だよ。

記者2 自分の胸に手を当ててもそれを言えますか?

福田 もちろんだよ! 失礼じゃないかお前ちょっと……

記者2 相手の女性はとてもそういうことを言われて心外だと言う風に仰っている。

福田 誰だよそんなやついないよ。

記者2 一人や二人じゃないんですよ次官。

福田 そんなやついないって。

記者2 すごく、お酒を飲みながらですね、あの酔っ払って、繰り返し「キスしていい?」であるとか、「これから家に行っていい?」であるとか……

福田 そんなこと言うわけないだろう。

記者2 通常の人間だとそういうこと言いませんよね。しかし、次官はそう言うことを仰っている。

福田 言ってないよ。なんか間違えだよ、本当に。

記者2 間違いではないんですよ。

福田 間違いだって!

「俺だって自信持ってるよ生活に!」

記者2 例えばですよ、それを言っているのが一人だけならと言うことであればですね……

福田 ちょっと失礼だろうお前! なにを言ってるんだよ。

記者2 複数の方から確認させていただいていますから。

福田 ふざけんなよ。

記者2 もしも我々の主張が立証されるような客観的な証拠が出てきた場合どうします、次官?

福田 あるわけないだろないんだから……訴えるぞ! いや、ほんとに。

記者2 我々は取材に自信を持っていますから。

福田 俺だって自信持ってるよ生活に!

記者2 持っている? じゃあ、そういうセクハラ的な発言や振る舞いは、なかったですか?

福田 ないはずだよ。

記者1 ないはず?

福田 えっ? そりゃ若い頃は女性を口説いたりするさ。だけど、そんなのないよ、おう。

記者2 少なくともつい最近はなかった?

福田 ないよ、ない!

記者2 キスをしたい、そういうことを繰り返し言ったことはないですか?

福田 ないよ、ない! 失礼な……

記者2 また、あのう、ホテルに行こうであるとか、またさらにひどいことにですね「おっぱいを触らせてくれ」であるとか、非常にあのう、信じがたい発言をですね、次官、繰り返し 仰っているんですよ。

福田 そんなこと、言わないって! そんなこと言ってないよ。

記者1 おっしゃるだけじゃなくて、抱きついたりですとか、そう言うことも……。

福田 しないよ、そんなこと。

記者1 私共取材した結果ですね……。

福田 ないよ! 人違いか、その人たちが何かのために言っているだけだよ。

記者1 一切ない?

福田 ないよ。

記者1 「ないと思う」とかではなく?

福田 ないよ!(カメラマンに向かって)いい加減にしろよ撮るのもちょっと。あっ!?

記者1 よろしいですか? 一切ないと言うことでよろしいですか。

福田 はい、ないよ。

“責任取りようがない”

記者1 女性とお酒飲まれるのはお好きなんじゃないですか。

福田 先週だって女性が入っている席なんてほとんどないよ。大勢の中に一人くらいいたかもわかんないけど。

記者1 そう言う、「かわいいね」とか……

記者2 金曜日はどちらで飲まれたか、次官覚えていらっしゃいますか。

福田 覚えているわけないだろう。

記者2 ほとんど女性が同席している席で、飲んでいらっしゃらないと仰っていますけど。

福田 ほとんどとは言っていないだろう。だれか、1人くらいいることはあるさ。

記者2 1人だけですか? もう少し、人数がいたんじゃないですか?

福田 そんなのわかんねーよ、いずれにしてもそういうことはしたことはないんだから。

記者2 その場でも何も仰っていませんか?

福田 えっ? なに?

記者2 その場でもそういうセクハラ的な発言はされていないという風に言えますか?

福田 なにもしていない。なにもしてないよ。いい加減にしてくれよ本当に。

記者1 次官、いい加減どころか、僕ら真剣に聞いているんですよ、いいですか。

福田 ないよそんなこと、相手のありかた(?)がおかしいんだよ

記者1 いいですか?

記者2 仮にそういうですね客観的な……

福田 ないよそんなこと!

記者2 証言であるとか、証拠がでてきた場合は、次官……。

福田 そんな、そんな、そんな何か言っているやつなんて客観的なんてことはないだろう。

記者2 そういうですね、証言、証拠がでてきたら、次官はどういう風に責任をとられますか?

福田 証言なんてほんとかどうかわかんねーじゃねーかよ。

記者2 じゃあ、客観的な証拠がでてきた場合はどうしますか?

福田 客観的な証拠なんかないんだから。

記者2 ない? でてきたら、どうしますか?

福田 ないんだよ、失礼じゃないの、君は。

記者2 責任とられますか?

福田 ないものは責任取りようがないだろう、ないんだから。

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“セクハラはしていない”という回答に終始した福田氏。上記のやりとりの一部は、「デイリー新潮」にて動画で公開中である。

週刊新潮WEB取材班

2018年4月19日 掲載