提供:週刊実話

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 「アメリカでビッグになる」と息巻いて渡米したお笑いコンビ『ピース』の綾部祐二(40)が、“ニューヨークでブレークの兆し”と一部マスコミで報じられているが、現実はそう甘くはないようだ。

 綾部は一昨年10月、活動の拠点をニューヨークへ移してコメディアンとして修業後、ハリウッドデビューを目指すと発表。しかし、就労ビザの取得が遅れ、昨年の10月になってようやく渡米した。
 「ニューヨークにプチ留学の経験がある、同じ吉本興業の渡辺直美が12月に現地で再会し、インスタグラムで綾部について『誰よりもニューヨーカーだった』と書き込んでいましたが、ファッションだけで英語は2カ月足らずなので日常会話がやっとだと思いますよ」(芸能関係者)

 しかし、今年2月上旬には一部メディアで、綾部は死ぬ気で英語を勉強し、今では日常会話もバッチリと報じられ、その甲斐あってか同月にハワイ州ホノルルで開催されたサッカー大会『パシフィックリムカップ』のチャリティーアンバサダーに選抜されたという。
 「他にもメールで出演依頼が殺到しているという話ですが、仕事は日本人向けかネイティブな英語を必要としないものばかり。吉本の力を借りれば、この程度の仕事はありますよ」
 とは、お笑い関係者。

 吉本興業は大手タレントエージェンシーや『ネットフリックス』、『アマゾン』など米国大手企業と組み、映画製作やドラマ作りに乗り出している。そのため、それほど努力はせずとも仕事は舞い込んでくるということだ。
 「日本人が米国で役者を目指す場合、ネイティブな英語ができれば、毎日のようにテレビやCMのオーディションを受けることができる。しかし、多くは日本人同士でつるんでしまって、なかなか英語がマスターできずに、そのまま帰国するケースが多いんです」(ニューヨークへの留学経験がある俳優)

 事務所に甘えすぎて、英語さえマスターできずに帰国…なんてこともあるかもしれない。