中畑清氏

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福岡ソフトバンクホークスを自由契約となり、今月下旬に中日ドラゴンズの入団テストを受ける松坂大輔(37)が、7日放送のテレビ東京「追跡LIVE! Sports ウォッチャー」の取材で意気込みを明かした。

右肩の故障に悩まされ、この3年間で1軍登板はわずか1試合。投球回1、防御率18.00と苦しんでいる松坂だが、現役続行に向けて鍵となる右肩の状態については「良くなっている」と手ごたえをうかがわせる。

「大丈夫だと自分を信じてやっていくしかない」と前を向く松坂は、「しっかり入団テストで取ってもらえるように結果を出したい」「いろいろなことに対して諦めないという気持ちを持って、また向かっていくだけ」と、復活に向けて意気込んだ。

中日の森繁和監督は、松坂が西武ライオンズに入団したときの投手コーチ。野球解説者・中畑清氏は「入団したときのコーチって選手の中では絆が強くなる」と、森監督と松坂が特別な関係にあるはずだと推測した。

中畑氏は「大輔は直接お願いしに行っていると思う。そういうキャッチボールはできていると思う」と、松坂と森監督がテストに向けてコミュニケーションを深めているのではないかと予測。「120%入ると思う。決まりだと思う」と、松坂がテストをパスすると予想した。

「話題性をどんどん広げてほしい」と中畑氏が期待を寄せる松坂は、入団テストで森監督と中日を納得させることができるか。