華字紙・中文導報は「2017年日中関係10大ニュース」を発表した。

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2017年12月28日、華字紙・中文導報はこのほど、「2017年日中関係10大ニュース」を発表した。

(1)日中首脳が関係改善に同意

APEC首脳会議で安倍晋三首相と習近平(シー・ジンピン)国家主席がにこやかに握手し、日中関係の新たな幕開けとなった。

(2)日中国交正常化45周年の記念行事

10年ぶりに式典が行われた。両国首脳が祝電を交換し、関係改善へのムードが高まった。

(3)中国大使館の建国記念行事に安倍首相が出席

首相がこうした行事に出席するのは15年ぶり。関係改善に強い意欲を示した。

(4)訪日中国人が増加の一途

2017年は750万人に上った。双方の訪問者を合わせると1000万人時代となり、中国人の訪日消費額は初の2兆円超えとなった。

(5)中国が一帯一路サミットを開催

自民党の二階俊博幹事長が親書を携え出席し、習主席と会談。関係改善と歩み寄りをアピールした。

(6)国交正常化45周年を記念した文化交流

日本からは松竹大歌舞伎や松山バレエ団が中国公演を行い、中国からは江蘇省演芸集団などが日本公演を行った。まだ、「漢字三千年」展や女子十二楽坊の9年ぶりとなる単独日本公演も行われた。

(7)「メード・イン・ジャパン」の神話崩壊

神戸製鋼のデータ改ざんなど、日本企業の不正が相次いだ。また、海信(ハイセンス)の東芝テレビ事業買収や、聯想(レノボ)の富士通PC事業買収など、中国製造業の日本企業買収が活発となった。

(8)中国発のオンラインサービスが日本にも進出

モバイル決済の支付宝(アリペイ)や微信支付(ウィーチャットペイ)、民泊の途家(トゥージア)、旅行手配の携程(シートリップ)、ライドシェアの滴滴出行(ディディチューシン)、シェアサイクルなど、訪日中国人の増加にともない、中国のサービスが日本に続々と進出している。

(9)パンダの「シャンシャン」が上野動物園に誕生

上野生まれのパンダの一般公開は29年ぶりで、日中友好の懸け橋となることが期待されている。

(10)アパホテルボイコット騒動

ホテルチェーン・アパホテルが南京大虐殺を否定する内容の書籍を客室に置き、中国でボイコットが起きた。中国国家観光局も国内の旅行会社にアパホテルの関連する商品を販売、宣伝しないよう求めた。(翻訳・編集/岡田)