ビットコイン&仮想通貨で資産運用する裏ワザ

写真拡大

 仮想通貨で確実に稼ぐ裏ワザ--取引所で売り買いするだけが仮想通貨ではない。マイニングを行えばコインが手に入り、ICOに応募すれば取引所に上場する前にコインを入手できる。さらに、それを貸し出すことで金利収入を得ることも。目敏い投資家たちの錬金術を明かす!

◆3か月で40倍に急騰!? 大化けコインを狙え!

 株の場合、IPO(新規上場)に応募することで上場前の有望株を一足早く手に入れることができるのはご存じのとおり。これは仮想通貨にも当てはまる。今後、取引所に“上場するであろう”コインをいち早く入手できるのだ。その方法の1つがICO(イニシャル・コイン・オファリング)。企業ないし個人が独自のコインを発行して資金調達を行う、仮想通貨版IPOだ。

 ただし、上場審査もなければ、証券会社等を通じて売り出す必要もない。ネット上で誰でも発行できてしまうため、見向きもされないコインもあれば、詐欺コインもあるという……。億超えサラリーマン投資家のZ氏が話す。

「多いときで月に100件のICOがありますが、正直、90%は怪しいコインと考えたほうがいいでしょう。きちんとしたICO案件でも、プロジェクトが遅々として進まず、売り出し価格よりも値を下げてしまうコインも多い」

 ただし、その1%を掘り当てたときのリターンはとてつもなく大きい。仮想通貨投資家として億の資産を築いているkuni氏が話す。

「’17年に最も人気を集めたICOは6月に売り出されたOmiseGO(オミセゴー/OMG)でしょう。ICOからわずか3か月で売り出し価格の40倍にまで高騰しました。私も早くから目をつけてICOに応募しようと発行会社にコンタクトを取っていたのですが、それをきっかけに発行企業の代表から『OMGの日本語コミュニティの管理人をやってくれ』と頼まれてしまいました(苦笑)」

 このOMGは日本人起業家が作り出した、主に東南アジアでの決済用に生み出されたイーサリアムをベースとする仮想通貨だ。当初からSBIや三井住友FGが出資者に名を連ねて人気が爆発。“仮想通貨ドリーム”を端的に示すICO案件となったのだ。

◆有名エンジニアがいれば人気に火がつきやすい?

 では、いかにしてわずか1%の優良ICOを掘り当てればいいのか? kuni氏は「まずホワイトペーパーを精読すること。そのうえで私は革新性と実現性、将来性、収益性の4つをチェックします。」と話す。ホワイトペーパーは、いわば目論見書。どんなコインを発行して、調達した資金でどんなプロジェクトを実現させるのかが詳述されている。ただし、大半が英語表記。相当、語学に堪能でない限り、読み解くのは難しいだろう。数々のICOに応募している仮想通貨投資家の土屋範夫氏も次のように話す。

「私がチェックするのはプロジェクトの大まかな内容と開発に携わっているエンジニア、提携企業の有無、PR力、それと調達予定額。提携先や出資者からプロジェクトの実現度を測り、エンジニアの顔ぶれで技術的な裏付けを判断する。OMGはイーサリアムの生みの親であるヴィタリックがアドバイザーに入っていたことが材料視されましたからね。調達予定額は、無駄に時価総額が膨らんで、その後の値上がりのポテンシャルが低下する仮想通貨を排除するための必須項目。10億〜20億円程度の調達を目標とするICOがベストでしょう」

 一方、Z氏は徹底して実績をチェックするという。

「私はそのICO案件に携わっているエンジニアの名前で検索をかけて、どんな論文を書いているか確認します。読み込む時間はありませんが、複数の論文がヒットすれば、実績のあるエンジニアと判断でき、ICOの成功確率が高まる」

《ICO案件のここをチェックせよ!》
1 まずプロジェクトを吟味すべし