「Simeji 今年の顔文字大賞 2017」

バイドゥ株式会社は、“最も今年らしい”顔文字を選ぶ「Simeji 今年の顔文字大賞 2017」を発表した。大賞に決まったのは、パーレン(丸括弧)とカナダ先住民文字で顔を構成し、小文字のシグマを指に見立てて、“それな”の意味を表現したもの(上記画像参照)。“いいね”や返信スタンプの代用としても用いられ、SNSを中心に拡大していることなどから、“今ドキの若者コミュニケーション事情”を表した顔文字として評されている。

2014年にスタートした「Simeji 今年の顔文字大賞」は、今年で4回目の開催となった。日本語入力&きせかえ顔文字キーボードアプリの「Simeji」の約5万種の顔文字の中から、ユーザーに多く使用された顔文字や、2017年に話題となった言葉を反映した顔文字など25種を選出。そのノミネート顔文字に対してユーザーからの投票を実施し、約1万票の投票を経て大賞が決定している。

今年の顔文字大賞として選ばれた“それな”は、従来は関西圏の話言葉として使われたもの。相手に対する共感や同意を意味し、インターネット上だけでなく、学生のリアルな会話の中でも日常的に多用されるようになった。万能的な言葉である一方で、そこからの会話が発展しづらかったりするケースも多く、“良い面、悪い面の双方の観点から”現代のコミュニケーションを反映した顔文字として大賞に選定されている。


今回の企画でノミネートされていた顔文字の一覧

バイドゥ株式会社
URL:http://simeji.me/cp/kotoshinokaomoji/2017/
2017/12/12