カカが今季限りでのオーランド・シティ退団を発表! 引退については明言せず

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▽メジャーリーグ・サッカー(MLS)のオーランド・シティに所属する元ブラジル代表MFカカ(35)が11日、同クラブ主催の公式会見の場で今季限りでの退団を発表した。

▽カカは、今回の会見にオーランドのオーナーを務めるファビオ・アウグスト・ダ・シウバ氏、アレックス・ライタオCEO(最高経営責任者)と共に出席し、今季限りでクラブを去ることを明かした。

「僕はこの場を借りて、オーランド・シティとの契約を更新しないことを発表したい」

「それは今日発表したいすべてのことだ。そして、今シーズン終了までこのユニフォームに敬意を払ってプレーし続けたいと思っているよ」

▽また、カカは先日にブラジル『Globo esporte』で、「フットボールをしていても楽しくない。毎試合、身体が痛むんだ。35歳の年齢だと、回復は難しい」と、現役引退の可能性について言及したが、今回の会見ではその発言の一部を否定している。

「個人的に『Globo esporte』での発言に関して説明する機会を得たいと思っていたんだ。身体の痛みが今回の決断の背景にあるわけではないんだ。どんなプレーヤーに尋ねてみたとしても、痛みが全くないプレーヤーなんていないはずだからね」

「次に何が起きるかは僕にもわからない。ただ、現時点で僕自身が理解していることは次のシーズンはオーランド・シティのプレーヤーではないことだ。それだけが確かな事実だよ」

「僕には新たなチャレンジが必要だと感じているんだ」

▽これまでサンパウロやミラン、レアル・マドリーで活躍するなど、数々の栄誉を手にしてきたカカは、2014年からオーランド・シティに在籍。これまで公式戦77試合に出場し、25ゴール19アシストを記録している。

▽おそらく、MLSのシーズンが終了する12月頃に今後の去就に関して何らかの発表を行うと思われるが、母国や新たな国でキャリアを続けるのか、はたまた今季限りでスパイクを脱ぐことになるのか…。