10月2日より、カナダで開幕する体操世界選手権を前に、テレビ朝日「報道ステーション」(29日放送分)では、村上茉愛に行ったインタビューを放送。「女子王者 村上茉愛(21)超大技を生む”空中感覚”」と題し、H難度の大技シリバスを得意とする彼女が持つ空中感覚に迫った。

女子では使い手が少ないシリバスをサラリとやってのける村上だが、「小6からやってるので。ずっとやってきている技だから、怖さとかもなくて。筋力もつきましたし質が高くなったので失敗はほとんどしなくなりました」と話す。

また、そんな大技を成功させる空中感覚について訊かれると、「着地の位置を探す」と表現した村上。実際の演技中もシリバスを跳んでいる間に4回床を見るといい、「毎回下を見てやることによって、この蹴りはダメだなって思う時があるんですけど、そういう時に着地の直前に自分でグッと(足を)持ってきたりとか(着地を)調整をする」と説明した。

その他にも、村上は自身3度目の世界体操について「毎回特別な想いはあります」と切り出すと、「何回も出てるから慣れたとかじゃない。今はどれだけ世界に通用するのか、すごいワクワクしてます。もちろんメダルは獲りたいですけど自分がいい演技をしないと結果はついてこない」などと語った。