16日、韓国・聯合ニュースによると、韓国南西部の都市・光州市の路上で、女性が殴られているにもかかわらず通行人が暴行の現場を傍観する一件があった。写真は韓国。

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2017年8月16日、韓国・聯合ニュースによると、韓国南西部の都市・光州(クァンジュ)市の路上で、女性が殴られているにもかかわらず通行人が暴行の現場を傍観する一件があった。

先月24日午後10時20分ごろ、飲食店街とマンションが立ち並ぶ通りで59歳の男がキムさん(59歳、女性)を暴行する事件が発生した。2人は知人の紹介で知り合い、同日までに3回会っていたことが分かっている。暴行はキムさんの部屋で始まり、身の危険を感じたキムさんが家を飛び出して往復4車線の道路を渡って逃走するも、男は執拗(しつよう)に追い掛け殴る蹴るの暴行を繰り返したという。さらに、これ以上逃げられないようキムさんの足首を踏み付けその骨をへし折った。

当時、2人の周りには通行人もあり車も通っていたが、男を止める人は誰もいなかったそうだ。その後、警察に通報される間に男は逃走、さらに路上に放置されていたキムさんのハンドバッグは、通り掛かったドライバーが持ち去ってしまった。

キムさんは手首も骨折、全治7週間のけがを負い、警察のサポートにより傷の治療と心理相談を受けている。

男は約3週間の逃走の末、市内に潜伏していた警察官によってこのほど緊急逮捕された。警察の調べに対し、男は「自分を無視したのでキムさんを殴った」と供述しているという。

警察関係者は「目撃者はキムさんを助けようとしたが、事件に巻き込まれるのではないかと心配したようだ」と述べ、「彼らをただ非難することはできないが、通報がもう少し早ければ容疑者を現行犯として検挙できただろうし、キムさんのけがの被害も軽減できただろう」と残念がった。

なお、警察ではキムさんのハンドバックを盗んだ人物の行方も追っている。

この報道に、韓国のネットユーザーからは「殴るやつもそうだし、かばんを盗んだやつもごみのような人間」「大騒ぎの間にハンドバッグも盗むなんて。あちこちに犯罪者がうじゃうじゃ」など容疑者やドライバーへの非難コメントが寄せられている。

一方で、「韓国では義人が容疑者にされてしまう現実がある」「助けてあげたいけど、巻き込まれるのが怖い。まずは法律をちょっとは変えてくれ」「変に手出しして殴られても、誰も補償してくれない」「法が問題。あまりにも加害者に有利。そんなに人権を主張していると、犯罪者の人権が一般人の人権より高くなりそう」など法律の問題を指摘する声も強く上がった。

その他にも「他国のニュースかと思った」など衝撃を受けたユーザーもおり、「これだから韓国は先進国になれない」と嘆き節もみられた。(翻訳・編集/松村)