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「お金がない!」。一人暮らしをしていると、こうつぶやくことは多くないですか? お金がないのは自分だけ? みんなどうやって生活しているの!? 今回は、20代・30代の一人暮らしをしている250人に、家賃、水道光熱費、通信費がどのくらいかかっているのか、どんなふうに節約をしているのか聞いてみました。

家賃、共益費・管理費は女性の平均額が高く、電気・ガス・水道代は女性のほうが低い

まずは現在住んでいる部屋の1カ月の家賃、共益費・管理費の合計金額を聞いてみました。全体の平均は6万7500円。年代別に見てみると、20代は6万4600円、30代は6万8300円と、30代のほうが平均額が高く、30代の余裕が表れた結果となりました。男性と女性の違いを見ると、20代男性は6万3800円、30代男性は6万6000円となっていますが、20代女性は6万5000円、30代女性は7万900円と、全体的に女性のほうが平均額が高く、特に30代女性が全体の平均額を引き上げているようです。

【画像1】家賃、共益費・管理費は20代より30代、男性より女性の平均額が高い(出典/SUUMOジャーナル編集部)

【画像1】家賃、共益費・管理費は20代より30代、男性より女性の平均額が高い(出典/SUUMOジャーナル編集部)

1カ月の電気・ガス・水道代の合計金額はどうでしょうか。全体の平均額は1万3000円。ここで注目すべきは、年代での差があまりないこと、そして男性より女性のほうが平均額が低いこと。女性は、家は広さや立地、防犯面などを考えて少し高めの物件を選ぶけれど、日々の生活でかかる電気・ガス・水道代は節約しているのでしょう。

【画像2】電気、ガス・水道代については女性は節約をしているのか、平均額が男性よりも低い結果に(出典/SUUMOジャーナル編集部)

【画像2】電気、ガス・水道代については女性は節約をしているのか、平均額が男性よりも低い結果に(出典/SUUMOジャーナル編集部)

通信費は20代男性が、食費は30代男性が一番お金をかけている

次に1カ月の通信費用をチェック。平均は1万300円。年代で見ると、20代が9600円、30代が1万400円なので、年代が上がるほうが通信費が高くなります。しかし、男女別では男性は20代が1万3500円で30代の1万600円より高く、女性は20代が7600円、30代が1万200円と30代のほうが高い結果で、男女の違いが表れました。また、20代女性は1万円を切っていて、意外にも携帯、インターネットにお金をかけていないことが分かりました。

【画像3】インターネット、携帯電話などの通信費は20代男性が1万3500円でトップ、20代女性は1万円を切る結果に(出典/SUUMOジャーナル編集部)

【画像3】インターネット、携帯電話などの通信費は20代男性が1万3500円でトップ、20代女性は1万円を切る結果に(出典/SUUMOジャーナル編集部)

1ヵ月の食費の合計金額は、全体の平均が3万2400円。男女別に見ると、男性も女性も30代のほうが3万円超えでした。外食をするときも、年代が上がるにつれ、かける金額がアップするのかもしれませんし、自炊の際も、20代のときより少しいい食材を選ぶのかもしれません。

【画像4】30代男性が一番食費にお金をかけている(出典/SUUMOジャーナル編集部)

【画像4】30代男性が一番食費にお金をかけている(出典/SUUMOジャーナル編集部)

節約の工夫は「風呂に入らない」「格安スーパーでまとめ買い」「家計簿をつける」など

最後に、水道光熱費や通信費、食費を節約するために工夫していることを聞いてみました。

■20代男性
・飲み物をあまり買わないようにする(26歳)
・お風呂に入らない(29歳)
・食費を抑えるためにあまり食べないようにしている(27歳)

■20代女性
・食費を抑えるためになるべく自炊をしている。休日に格安スーパーでまとめ買いをする(29歳)
・お弁当をつくって持って行く(29歳)
・お風呂の残り湯を洗濯物に使う。天気のいい日中は、窓の明かりで照明をつけずに過ごす。通信費は格安SIMにした(28歳)

■30代男性
・冬の休日はできるだけ布団で過ごして、エアコンを使わないようにしている(30歳)
・家計簿をつけ、支出を把握し、突出している部分を削る(30歳)
・通信費は格安SIMに変更することで費用を抑え、電気代は電力会社を変更した。食費は自炊を中心にしている(31歳)

■30代女性
・基本的に全て自炊してお昼はお弁当を持って行く。 飲み物は自宅でつくったお茶。 スーパーに行くときも必要な物をメモして行き、それ以外の物は買わない(31歳)
・ネット回線は安いプランに変更。食費や化粧品類は無理に削りたくないので、サンプル品を積極的にもらって質は落とさず節約するようにしている(30歳)
・通信費を抑えるために格安SIMとネットのセット割のものに加入(37歳)

家賃はもちろん、光熱費や通信費、食費などは生活をするうえで必ずかかってくるもの。どこにお金をかけるかはその人により異なります。しかし、家賃は女性のほうが金額をかけるけれど、光熱費は節約していたり、男性は家賃は抑えるけれど、通信費にお金をかけていたりと、傾向があることが分かりました。
節約の工夫を見ると、男性は「食べない」「お風呂に入らない」「エアコンを使わない」など、「〜しない」というストイックな節約法が目立ちました。一方、女性は「自炊」「残り湯を洗濯に使う」「メモしたものしか買わない」など、節約に対して積極的な姿勢を感じます。

一人暮らしでは、お金のかけどころ、節約のしどころを自分なりに考えないと、お金が飛ぶように出ていきます。気付いたら給料日(仕送り)まであと数週間あるのにお金が○万円しかない……といったことが起こります。一人暮らしを始めたみなさん、先輩たちの各費用の平均額をチェックして、節約のしどころを考えながら生活して充実した一人暮らしライフを送ってくださいね!

●調査概要
[SUUMO賃貸・一人暮らしのお金調査]より
・調査期間:2017年3月9日〜2017年3月13日
・調査方法:インターネット調査(ネオマーケティング)
・対象:1都3県(東京・千葉・埼玉・神奈川)で賃貸住宅で一人暮らしをしている20~39歳
・有効回答数:男女250名(男性125名、女性125名)●関連記事
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(荒川 文乃)