フィットネス系ウェアラブルデバイスの先駆者、Fitbit(フィットビット)が、2017年4月24日に新製品のFitbit Alta HRを発売しました。Fitbitは、歩数計や時計の機能に加えて、睡眠、エクササイズ、心拍数などのデータを取得し、スマートフォンのアプリで管理できるウェアラブルデバイスです。Fitbit Alta HRには、さまざまな機能が追加され、睡眠の深さまで記録できるようになりました。今回は、実際にFitbitを使ってみて見えてきた、新しいFitbitの機能を紹介します。

スリムになったのにバッテリーは改善


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Alta HRの本体は、既存モデルのCharge 2より幅が25%もスリムに。邪魔にならないので、身につけていることも忘れるほど。


Fitbit Alta HRの注目ポイントは以下の通りです。

・本体の幅が25%もスリムになり、さらにディスプレイ部も薄くなった。

・光学式心拍計「PurePulse」の追加

・バッテリーが長持ちする(最大持続時間は7日間)

・睡眠の新機能が追加

エクササイズの自動認識は、ランニングやウォーキングなど歩く運動だけではなく、ヨガなど動きの少ないエクササイズにも対応しています。また、1時間の歩数が250歩以下の場合は、運動するように通知をしてくれます。

そして、一番の目玉は、「睡眠ステージ」と「睡眠の詳細」と呼ばれる機能です。「睡眠ステージ」は、心拍数の変化を活用しながら、浅い眠り、深い眠り、レム睡眠の時間を計測して表示してくれます。眠っていた時間だけではなく、どれだけ効率的に休めていたかという「睡眠の質」を可視化してくれる機能です。「睡眠の詳細」は、世界中のユーザーから集めた睡眠のデータベースを基にして、自分の睡眠を改善するためのアドバイスをしてくれるというもの。

睡眠は健康に関わる大切な要素ですが、実際はエクササイズなどに比べて可視化しにくく、管理が難しい分野でした。今までは高額な検査や病院でしか睡眠のデータをとることができなかったということもあります。Fitbit Alta HRは、身につけているだけで睡眠の詳細データを自動取得してくれるので、睡眠について意識しやすくなります。


Fitbit Alta HRの基本的な使い方


データを確認する時は、スマートフォンのアプリを開けば、その1日の歩いた距離、カロリー、歩数を確認することができます。運動、睡眠、心拍数など詳細を知りたい場合は、別画面で確認できます。例えば、運動を見ると、エクササイズごとに記録されていることがわかります。火曜日に2回ウォーキングをおこなっていますが、それぞれの消費カロリー、時間、心拍数などのデータを確認できました。


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Fitbitアプリのダッシュボード(左)と、自動記録されたエクササイズ(右)。


新機能の「睡眠ステージ」は、睡眠時間を目覚めた状態、レム睡眠、浅い睡眠、深い睡眠の4パターンに分けて記録してくれる機能です。睡眠時間だけでなく、より詳細に、睡眠の質が見えるようになったので、本当の意味で十分な睡眠が取れているかどうかがわかります。もう1つの新機能である「睡眠の詳細」では、取得とした睡眠データを基に、睡眠のアドバイスをしてくれます。Fitibitは世界中のユーザーから集めた膨大な睡眠データベースを持っているので、Fitbitならではの機能と言えるでしょう。


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Fitbitアプリを立ち上げて表示した睡眠記録の様子。睡眠の深さもわかりやすくまとめてくれる。


Fitbit Alta HRは、健康をサポートするデバイスとして、より気軽に、アクセサリー感覚で使えるようになりました。エクササイズから睡眠まで、健康に関わるデータを簡単に記録・管理できるので、めんどくさがりな人でも続けられそうです。

Fitbit Alta HR|Fitbit公式サイト

(島津健吾)