イラク治安部隊が過激派組織「イスラム国(IS)」からの奪還作戦を進める北部モスルに立ち上った空爆による黒煙(2017年3月25日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】イラク当局者は25日、北部モスル(Mosul)をイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」から奪還する軍事作戦でここ数日、同市西部への空爆が行われ、民間人に多数の死者が出たと語った。

 モスル西部の奪還作戦は先月始まり、イラク避難民・移民省がこの日発表したところによると、市西部からの避難民は20万人を上回った。治安部隊は一連の成果を挙げているものの、市内には依然として数十万人が取り残され、危険な状態にある。

 イラク軍と米軍主導の有志連合は、いずれもモスル一帯でISを標的に空爆を実施している。有志連合は今月17日に同市西部を空爆したと発表した上で、民間人に死者が出たとの報告について「事実確認のため」調査中だと述べた。

 一方、イラク当局者は空爆が数日続いたとしている。モスルを州都とするニナワ(Nineveh)州の州知事は、市のジャディダ(Jadida)地区を有志連合が空爆し、当初は「民間人130人以上」が死亡したとしていたが、その後「数百人が家屋のがれきの下敷きになって」命を落としたと説明した。
【翻訳編集】AFPBB News