10日、中国の航空情報を扱うメディア・民航資源網は、日本と中国の空港では、旅客の荷物の扱いが異なると伝えた。写真は関西国際空港。

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2017年3月10日、中国の航空情報を扱うメディア・民航資源網は、日本と中国の空港では、旅客の荷物の扱いが異なると伝えた。

中国のネット上で最近、「北京首都国際空港T3荷物紛失の内幕」と題する文章が大きな注目を集め、閲覧回数はすでに10万回を超えている。

この文章は、2月13日に香港から北京に向かうキャセイドラゴンKA906便に搭乗した客によるもので、預けた荷物が紛失し、航空会社、空港、警察、税関などにたらい回しにされた体験が記されている(後に警察の調べで盗まれていたことが分かる)。これについてネットユーザーからは、中国の空港の荷物管理に対する不満の声が聞かれたという。

専門家は旅客の荷物の紛失について、技術による防止と人(確認作業をする担当者)による防止の2つを挙げるが、技術面を改善するには巨額な資金投入が必要であり、人を配置するにも航空会社や空港はコスト増を嫌うことから、いずれもうまくいっていないという。

一方で、ネットユーザーから称賛の声を受けたのが、ほかならぬ日本だった。荷物の扱いが粗雑な中国の空港とは異なり、日本の空港には「旅客のスーツケースはすべて職員がきれいに並べて、チケットを確認して受け渡している。参考にすべきだ」といった賛辞が聞かれた。

また、記事は同様の問題を指摘した環球時報の記事(2015年6月26日付)を引用し、英航空サービスリサーチ企業・スカイトラックスが発表した「2015年版世界空港ランキング」の荷物預かりサービス部門で関西国際空港がトップに選出されたことや、1994年の運用開始から21年間預かり荷物の紛失が1件もなかったことを紹介した。

さらに、成田空港や羽田空港も遜色ないとした上で、「ターンテーブルの職員は決して荷物を放り投げるようなことはしないし、乗客が荷物を受け取りやすいよう、スーツケースの持ち手をターンテーブルの外側へ向けて置いていく」「荷物がなくなった場合は、近くにいるどの職員に申し出ても適切に応対してくれる」と、中国の空港との違いを伝えている。(翻訳・編集/北田)