仏南東部ニースの海岸を歩く人々(2017年3月4日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】フランスの西部と中部は6日、台風並みの勢力を持つ暴風雨に見舞われ、地元当局によると2人が死亡、住宅およそ60万世帯が停電した。気象専門家らによると、「ゼウス(Zeus)」と名付けられたこの暴風雨は、西部で最大風速53メートルを観測したという。

 この暴風雨により、南部アルプス(Alps)でガスボンベを運搬していたトラックに木の枝が衝突して運転手が死亡し、南西部では自動車に長さ約20メートルの木が落下して運転手が死亡した。また西部および南西部で若者7人が飛んできた物に当たって負傷し、うち3人が重傷だという。

 仏配電事業エネディス(Enedis)によると、住宅およそ60万世帯で停電が発生。1999年に猛烈な暴風雨で300万世帯が停電して以来、最大規模の被害となっている。

 ベルナール・カズヌーブ(Bernard Cazeneuve)首相は声明で、激しい雨によりパリ(Paris)方面に向かう高速道路が通行止めになったと発表した。
【翻訳編集】AFPBB News