7つのトロフィーを獲得した勇太、満面の笑み!(撮影:福田文平)

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ゴルフ日本シリーズJTカップ」で全日程が終了した国内男子ツアーは5日(月)に都内で表彰式を行い、自身初の賞金王に輝いた池田勇太が最優秀選手賞など7冠を手にした。最も印象的なプレーをした選手に贈られるMIP賞も池田が獲得し、石川遼の連続受賞は9年で止まった。
池田勇太、賞金王に輝く!
表彰式で壇上に立った池田は「ありがとうございます。念願が叶いました。プロ10年目で7つの冠をいただくことができた。2位が6回というシーズンも初めてですし、2億円を突破したのも初めて。いろいろな意味で一回り大きくなれた」と万感を込めてコメント。来季に向けては「来年もできる以上の努力をして、マスターズもありますし、日本ツアーで活躍できるようにがんばりたい」と語った。
ゴルフ日本シリーズJTカップ」での賞金王決定時は優勝を逃したことで悔しさが先に出たが「一晩明けて賞金王になれたこと、表彰式で7つの賞をいただいて、やってきたことが賞になったということでうれしいなという気持ちが沸いてきているところ」と素直な喜びを口にした。6年ぶりの「マスターズ」出場についても「久しぶりのオーガスタうれしい。4つのメジャーの中でも思い入れの強いメジャー。あの試合で活躍するのは特別な意義を感じている。それ相応の準備をしたい。優勝争いをもちろん目標にして臨まないといけないし、それを期待してもらえるような選手として戦っていきたい」と意気込んだ。
プロ転向以来初の無冠に終わった石川は「僕が見ても印象に残ったのは日本ツアーでは勇太さんですし、世界で見れば松山英樹だと思っています」と祝福した。賞金王こそ逃したものの3勝を挙げた谷原秀人はシーズンを通じて活躍した選手に与えられるUnisysポイント賞を獲得。「がんばったかいがあった。勇太がいたからこういう成績を残せたと思う」とコメントした。
最優秀選手賞:池田勇太(128.2ポイント)
賞金ランキング賞:池田勇太(207,901,567円)
Unisysポイントランキング賞:谷原秀人(94ポイント)
最優秀新人賞 島田トロフィ:ショーン・ノリス
チャレンジ賞金ランキング賞:塚田好宣
平均ストローク賞:池田勇太(69.92)
平均パット賞:池田勇太(1.7249)
パーキープ率賞:キム・キョンテ(88.11%)
パーオン率賞:川村昌弘(68.87%)
バーディ率賞:池田勇太(4.33)
イーグル率賞:チャン・キム(6.50)
ドライビングディスタンス賞:チャン・キム(311.29ヤード)
フェアウェイキープ率賞:稲森佑貴(71.66%)
サンドセーブ率賞:谷原秀人(64.21%)
トータルドライビング賞:秋吉翔太(28.00ポイント)
ゴルフ記者賞:池田勇太
Most Impressive Player:池田勇太
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