「フィル・カンパニー」のIPO情報総まとめ! スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、他の店舗企画・設計・建築企業との比較や予想まで解説!

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「フィル・カンパニー」IPO(新規上場株・新規公開株)のブックビルディングが、2016年11月1日(火)より開始となる。

初値(初値騰落率) 4000円(+205.34%)
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【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
 ▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
 ▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
 ▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
 ▼発行株数・単元数・公開規模は?

 ▼どんな会社?
 ▼業績データ/業績コメント
 ▼企業の詳細情報/銘柄紹介
 ▼投資のポイント

フィル・カンパニーのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 10月28日
ブックビルディング(抽選申込)期間 11月1日〜11月8日
公開価格決定 11月9日
購入申込期間 11月11日〜11月16日
払込日 11月17日
上場日 11月18日

フィル・カンパニーのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2016年11月1日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
SBI証券(主幹事証券)
[最短2日で取引可能]
87.0
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岩井コスモ証券
[最短4日で取引可能]
1.7
公式サイトはこちら!
みずほ証券 5.2
エース証券 1.7
岡三証券 0.9
藍澤證券 0.9
SMBCフレンド証券 0.9
東洋証券 0.9
日本アジア証券 0.9

フィル・カンパニーのIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
想定発行価格(※1) 1210円
仮条件
[予想PER(※2)
1190〜1310円
16.4倍〜18.0倍]
公募価格 1310円
初値 4000円
初値騰落率 +205.34%
予想トレーディングレンジ(※3) 1000円〜3500円
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※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※2 期間は上場後1年を想定。

■類似会社3社の予想PER(2016年10月27日終値の株価と会社側予想から計算)
会社名 ※クリックで最新チャートへ 予想PER
【3社平均】 23.5倍
日駐<2353> 22.7倍(連)
パーク24<4666> 35.2倍(連)
エリアリンク<8914> 12.7倍

 予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社3社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は類似会社より割安と判断できる。

フィル・カンパニーの発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 233万9000株(予定)
公開株式数 公募20万株 売出10万株
(オーバーアロットメントによる売出4万5000株)
想定公開規模(※1) 4.2億円(OA含む)
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。

フィル・カンパニーは駐車場上部活用のマザーズ小型案件

 1階を駐車場、2階以上を店舗とする「空中店舗フィル・パーク」の企画、設計、建築を手掛ける。全国主要都市を中心に90ヶ所(建築中のプロジェクトも含む)の実績を重ねているが、全国コインパーキング6万カ所に対し0.2%に満たない数であり、展開余地は十分に存在していると言える。

 今年マザーズに上場し、公開規模5億円未満だった8社の公開価格に対する初値上昇率は平均平均+146.8%となっており、同社も小型のマザーズ上場案件として人気化しそうだ。ビジネスモデルにも魅力が大きいと考えられ、株式市場で評価が高いパーク24<4666>と類似のイメージがもたれやすいことも追い風だ。

 公開規模については5億円未満となる見込みで、ベンチャーキャピタル保有株も少ない。直前のIPOから2週間以上間を空けての上場となるため、初値買い意欲の高まりも期待されよう。

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フィル・カンパニーの業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常利益
(伸び率)
純利益
(伸び率)
2012/11 181
(―)
2
(―)
1
(―)
2013/11 277
(52.8%)
▲ 27
▲ 24
2014/11 476
(72.1%)
44
59
2015/11 426
(-10.6%)
105
(137.6%)
107
(81.5%)

■連結業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常利益
(伸び率)
純利益
(伸び率)
2014/11 477
(―)
6
(―)
34
(―)
2015/11 1,493
(213.0%)
154
(2169.2%)
140
(301.8%)
2016/11 1,650
(10.5%)
220
(42.6%)
170
(21.3%)
2016/8 3Q 1,305
(―)
213
(―)
158
(―)
予想EPS(※)
/配当
単独:−円、連結:72.68円/0.00円
予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの

フィル・カンパニーの業績コメント

 2016年11月期の業績は、売上高が前期比10.5%増の16.5億円、経常利益が同42.6%増の2.2億円と増収増益の見通しとなっている。

 足元では、駐車場の上部"未利用"空間の活用を実現したフィル・パーク事業において、早期の投資回収を実現できる企画と初期テナント誘致保証など付加価値の高いサービスが評価され、リピーター顧客も増加した。

 また、訪日外国人の増加によるインバウンド需要が拡がる中、2016年1月竣工のフィル・パーク神楽坂には、ホステル(旅館業法に基づく簡易宿泊所)業態をテナントとして誘致した。

 さらに、昨今の待機児童問題とともに保育園が不足している中、同年2月竣工のフィル・パーク雑色及びフィル・パーク石川台には、小規模保育園を誘致するなど、今の世の中の需要にあった空間づくりのコンセプトのもと、多種多様なテナント誘致に取り組んでいる。

 当第3四半期連結累計期間の実績としては、新規竣工プロジェクト数は16件となり、2016年8月31日現在、フィル・パークの累計プロジェクト数は90件(建設中のプロジェクトを含む)に達した。

 なお、通期計画に対する第3四半期末時点における進捗率は、売上高13.0億円で79.0%、経常利益2.1億円で96.8%となっている。

フィル・カンパニーの詳細情報

■基本情報
所在地 東京都千代田区平河町二丁目10番4号
代表者名(生年月日) 代表取締役社長 能美 裕一(昭和49年4月6日生)
設立 平成17年6月3日
資本金 9930万円(平成28年10月14日現在)
従業員数 新規上場会社8人 連結会社13人(平成28年9月30日現在)
事業内容 1階を駐車場、2階以上を店舗とする「空中店舗フィル・パーク」の企画、設計、建築

■売上高構成比率(2015/11期 実績)
品目 金額 比率
空中店舗フィル・パーク事業 1,493 百万円 100.0%
合計 1,493 百万円 100.0%

■大株主上位10位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 盒 伸彰 98万7000 46.14%
2 SUS(株) 24万5000株 11.45%
3 能美 裕一 5万4000 2.52%
4 合同会社NOB 4万5000 2.10%
4 (株)フューチャーホールディングス 4万5000 2.10
4 松藤 博次 4万5000 2.10%
4 真鍋 康正 4万5000 2.10%
4 (株)ido 4万5000 2.10%
9 二村 健司 4万4000 2.06%
10 西武しんきんキャピタル商店街ファンド1号 4万 1.87%
10 Vector Group International Limited 4万 1.87%
合計 163万5000 76.44%

■その他情報
手取金の使途 設備投資に充当し、残額を運転資金に充当する予定。
関係会社 (株)フィル・コンストラクション(連結子会社)建設業
VC売却可能分(推定) 株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日 2013年11月22日
割当先 (株)フューチャーホールディングス、松藤博次、真鍋康正、香川日産リース(株)、川野恭、相川光生、大草康司、(株)サンエイトマーケティング、平原彩都美、尾立孝、長田悟、(株)ディー・ブレイン九州、長井道也
発行価格 330円

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フィル・カンパニーの銘柄紹介

 同社グループは、同社及び100%連結子会社フィル・コンストラクションの計2社で構成されている。

・ 事業の内容

 同社グループは、駐車場の上部"未利用"空間の活用を実現した空中店舗フィル・パーク事業を展開している。

 "駐車場としてしか存在し得ない"という半ば常識ともなっていた状況下において、未利用空間を店舗として活用することで「駐車場+空中店舗(建物)」という新たな"常識と価値"を創り出した。

 具体的には、コインパーキング等の駐車場を運営している土地オーナーに対し、空中店舗フィル・パークの企画・デザイン・プロジェクトマネジメント業務、開発調査業務、設計・監理業務、工事請負業務、事業コンサルティングや初期テナント誘致等をワンストップで提供するとともに、それぞれが高い付加価値を持つサービスとして構成されている。

 その企画提案は、その場所の需要に応じた空間づくり(SPACE ON DEMAND)をコンセプトとし、テナントの賃貸需要や事業メリットを最大限に引き出す企画提案を行っている。

・ 事業の特徴

 土地オーナーの利益を最大化するために、同社はスキーム全体を通じて、"駐車場収益を最大限に残す"建築と連動した企画、初期テナントの誘致から契約までのサポートやテナントとの細かい工事区分に関する調整、事業資金に関するコンサルティング等、土地オーナーの事業繁栄を実現するパートナーとして、事業を成功に導くためのプロセスを一貫してサポートする付加価値の高いサービスを提供。このような企画提案を行うことで、企画料を得ているビジネスモデルであることが特徴である。

 駐車場を残すことで既存の駐車場収入を活かし、3階建てを標準とし、タイムパフォーマンスとコストパフォーマンス、クオリティーを追求したコンストラクションマネジメントにより、20年以内の暫定活用を可能にしたモデルを実現している。

 一般的な設計では柱が太く、柱と柱の間隔も狭くなるため駐車スペースが大幅に減少してしまうことも少なくない。これは建物を中心に企画・設計を考えているためで、空中店舗フィル・パークでは、建物を重視しながらも駐車スペースを最大限確保するための"柱"でコストパフォーマンス・クオリティに優れた建築企画を実現している。

 一般社団法人日本パーキングビジネス協会が2016年7月に発表した「コイン式自動車駐車場市場に関する実態分析調査」によると、コインパーキング(500嵬に)の箇所数は2015年で6万カ所にまで達しており、駐車場及びコインパーキング市場は伸び続けている。

 このような市場環境のもと、駐車場と共存共栄できる同社グループの空中店舗フィル・パーク事業は、2016年8月現在、全国主要都市を中心に90箇所(建築中のプロジェクトも含む)の実績を重ねてきた。これは、全国コインパーキング6万カ所に比して、0.2%にも満たない数であり、空中店舗フィル・パークの展開余地は、十二分に存在しているとみられる。

フィル・カンパニーの投資のポイント

 今年は40社がマザーズへ新規上場しているが、公開価格に対する初値上昇率は平均+86.7%と高い。しかも公開規模が5億円未満だった8社の平均では+146.8%と高実績となっている。同社も小型のマザーズ上場案件として人気化しそうだ。

 また、ビジネスモデルにも魅力が大きいと考えられる。株式市場では時間貸駐車場を展開するパーク24<4666>への評価が高く、事業内容こそ相違はあるものの類似のイメージがもたれやすいことは追い風だ。全国コインパーキング6万カ所にビジネスチャンスがあるとみられることも人気を後押しする要因となるだろう。

 同社は、駐車場上部「未利用」空間を店舗として活用する空中店舗フィル・パーク事業を展開する。土地オーナーの利益を最大化するために、同社は駐車場収益を最大限に残す建築と連動した企画、初期テナントの誘致から契約までのサポートやテナントとの細かい工事区分に関する調整、事業資金に関するコンサルティング等、事業を成功に導くためのプロセスを一貫してサポートする。

 2016年8月現在、全国主要都市を中心に90カ所(建築中のプロジェクトも含む)の実績を重ねている。これは全国コインパーキング6万カ所に対し0.2%に満たない数であり、フィル・パークの展開余地は十分に存在していると言える。

 業績面について、2016年11月期は売上高が前期比10.5%増の16.5億円、経常利益が同42.6%増の2.2億円と増収増益の見通しとなっている。竣工件数は前期と同じ19件を見込んでいるが、竣工1件当たりの売上高が大きいという。

 また、過去の業績推移を見ても、フィル・パークの件数増加とともに拡大基調が続いている。想定仮条件水準の今期予想PERは15〜18倍となる。厳密な意味で比較対象とできる上場企業は見当たらないが、イメージが重なる駐車場運営会社と建設業、及びストレージ等土地活用に関連する会社の中間に位置する。

 公開規模については5億円未満となる見込み。確認できるベンチャーキャピタル保有株も40,000株と少なく、需給面は良好だろう。IPOスケジュール上では11/1の岐阜造園<1438>及びバロックジャパンリミテッド<3548>から2週間以上間を空けての上場となるため、投資家の初値買い意欲の高まりも期待されよう。

◆「フィル・カンパニー」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
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