【今さら聞けない】人気上昇中のキャンピングカーってどんなクルマ?

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自由な旅が気軽に楽しめる移動式マイホーム

キャンピングカーというのは、車内で寝泊まりできるクルマだ。まるでキャンプを楽しむようにアウトドアライフを満喫できる。

最大の特徴は、宿泊を前提とした就寝スペース(ベッド)を装備していることだ。なかにはキッチンやシャワー・トイレまで完備したモデルもあり、マイホームさながらのくつろぎが得られる。

キャンピングカーの魅力をひと言で言えば「自由」だ。キャンピングカーは駐車スペースさえあれば、そこが宿泊地になる。面倒な宿泊施設の予約などする必要もなく、思い立ったらいつでも出かけられる。周囲に気兼ねなく過ごせるので、子供連れやペット連れなどにも人気がある。

キャンピングカーと聞いてまずイメージするのは、本場アメリカのキャンピングカーだろう。フォードやGMCあたりのフルサイズバンをベースにした、いわゆるバンコンバージョン(通称バンコン)だ。フルサイズだけに室内は広々しており装備も充実している。

それなりに高価(1000万円以上するモデルもざら)ではあるが、本場ならではのゴージャスな雰囲気が味わえる。ただし日本で使うには少々図体が大きい……。慣れの問題もあるが、狭い道では取り回しに苦労するかも。

その点、日本の使用環境を知り尽くした国産メーカーが作るキャンピングカーは扱いやすく、価格もリーズナブルだ。

最近では軽自動車をベースにしたキャンピングカーがとくに人気がある。大人の2人が横になるくらいなら十分な広さで、ご予算も200万円もあればお釣りが来るほど。コンパクトなので日常ユースにも使えるのはありがたい。

(文:近藤暁史)