石坂浩二降板後の「鑑定団」の“変わらなさぶり”に疑問視の声

写真拡大

 石坂浩二の発言カット騒動で注目を浴びた「開運!なんでも鑑定団」(テレビ東京系)。4月5日、石坂降板後、初めての放送があった。

「福澤朗の新MCと、セットが明るくなったこと以外、特に変化はありませんでしたね。あるとすれば石坂の発言がほとんどなかったのに比べて福澤は今田とかけあったり、依頼人と話したりしているシーンがあったあたりでしょうか」(女性誌記者)

 石坂に対するパワハラが噂され、追われるように去っていった印象が拭い去れないこの番組。ダークなイメージを払拭するには、大幅な変化があってもよさそうなものだが。

「大筋で何も変わっていないということこそ、番組が石坂を降ろしたかっただけだということの表れのように思います。意図があってのMC交代なら、その意図に沿って番組構成も変えるはず。“骨董品の素人”という今田と立ち位置がかぶる福澤をMCに起用したところからも、そもそも改編の意図は感じませんでしたが」(番組制作会社関係者)

 初回の視聴率は10.6%とまずまずのスタートだが、「どう変わったのか」を確認したかった視聴者もいたはず。キャストが変わっただけでは、今後のファン離れは想像に難くない。

(大門はな)