社員のやる気と残業時間の不思議な関係

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 あなたは普段、どれだけ残業をしているだろうか? 残業は多い人のイメージには「仕事がデキる人」逆に「要領が悪い人」と両極端あるが、果たして残業時間と社員のやる気には関係性があるのだろうか。

 就職・転職クチコミリサーチ会社ヴォーカーズが行った「やる気と残業時間の関係性」についての調査によれば、月間残業時間が100時間を超えて増えるほど、社員のやる気が高い企業が増えることが分かった。

 これは、残業100時間を要する職場においては、より高いやる気が必要とされることが理由だと予測されている。

 一方、やる気が高くても、月の平均残業時間が40時間以下の企業もある。例えば、三井不動産やスターバックス、バンダイなどである。その背景には、ワークライフバランスがしっかりと保てる制度が整っている点が共通項としてあるのだとか。

 有給や長期休暇を取りやすい、家庭や子育てを大切にするなどの企業風土が、社員のモチベーションを引っ張り上げているようす。キッチリ休んだり、遊んだりしてリフレッシュするからこそ、仕事へのやる気をキープできるのだ。

 あなたは、残業の多い環境と、少ない環境、どちらの企業が合っているだろうか?