複数の韓国メディアは6日、サッカーの女子ワールドカップ(W杯)カナダ大会決勝戦で佐々木則夫監督率いるサッカー日本女子代表(なでしこジャパン)と米国代表が戦ったことを伝え、米国代表のMFロイドがハットトリックを決めるなど攻撃力で日本を上回り、2−5で「米国が日本を圧倒、撃沈。優勝した」などと報じた。(イメージ写真提供:123RF)

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 複数の韓国メディアは6日、サッカーの女子ワールドカップ(W杯)カナダ大会決勝戦で佐々木則夫監督率いるサッカー日本女子代表(なでしこジャパン)と米国代表が戦ったことを伝え、米国代表のMFロイドがハットトリックを決めるなど攻撃力で日本を上回り、2-5で「米国が日本を圧倒、撃沈。優勝した」などと報じた。

 記事によると、米国は今大会を含め女子ワールドカップ3回目となる優勝を手にし、ドイツを抜いて女子ワールドカップでは歴代最多優勝国となったほか、同試合で5得点を記録したことは「歴代女子ワールドカップ決勝戦、最多得点」の栄誉も手に入れたと伝えた。

 また記事は、米国代表が前半16分までの間に4得点し、勢いに乗った米国代表をなでしこの守備陣がとめることができなかったうえ、「精神的に立ち直れなかったことも日本が完敗した原因となった」と伝えた。

  加えて記事は、前半27分、MF川澄奈穂美の右クロスにFW大儀見優季が反応し左足でゴールに押し込んだものの勝機を掴むことはできず、切羽詰まった日本は、「日本の女子サッカーの伝説」である、MF澤穂希を前半32分に投入し反撃を狙ったが、「特に目立った動きはなく冴えなかった」と報じた。

 これらに対し、韓国のネットユーザー達は「日本をとらえた米国は序盤から爆発力ある攻撃だった。それでも、点数差がひらいたにもかかわらず、最後まで諦めずベストを尽くした日本選手達にも拍手」「日本もよかったけど、米国は越えられない壁だね」といったコメントが寄せられた。(編集担当:木村友乃)(イメージ写真提供:123RF)