Doctors Me(ドクターズミー)- 《妊婦必見》妊娠中に市販の薬を飲むのはOK?NG?

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服用した時期と、薬の種類、量によって危険な場合も…

妊娠中の薬の服用は、慎重にすべきですが、市販薬でも処方薬でも薬の胎児への影響は、
・服用した時期
・薬の種類
・薬の量
によって決まります。
市販薬でも妊娠中の服用はNGのものあれば、問題のないものもあります。

妊娠の時期と、薬の関係

・無影響期(妊娠0〜3週)
薬の影響は、ほぼないと考えられます。長期に体内に残る薬には注意が必要ですが、風邪薬や胃薬などの市販薬では問題ないでしょう。

・絶対過敏期(妊娠4〜7週)
胎児のいろいろな器官が作られる時期なので「最も薬の影響を受けやすい時期」といえます。注意が必要です。

・相対過敏期(妊娠8〜14週)
重要な器官の形成は終わっていますが、性器、口蓋が完成する時期なので引き続き注意が必要です。

・潜在過敏期(妊娠16〜出産)
器官の形成はほぼ終了しているので、奇形の心配は低くなりますが、薬により胎児の発育が低下したり、分娩への影響がでることがあります。

知っておきたい!よくある症状に安全な市販薬

・便秘には…マグネシウム製剤
妊娠中は、便秘や頭痛、肩こり、腰痛に悩まされる妊婦さんが多いようですが、便秘時にはマグネシウム製剤を。
マグネシウム製剤は、腸内に水分を保持することにより便を柔らかくし便通をつけますので、子宮への影響が少なく安心です。他の便秘薬は、成分によっては早産や流産を誘発する事があるので注意が必要です。

・頭痛、発熱、痛みには…アセトアミノフェン
妊娠中期まではアセトアミノフェンは、病院でも妊婦に処方されます。
市販薬にも成分がアセトアミノフェンのみのものがありますので必要時は服用してもよいでしょう。ただし、妊娠後期には、服用があまり望ましくないとの報告もあるので妊娠後期は、服用はさけてください。

注意すべき市販薬

以下の市販薬には注意が必要です。

・アセトアミノフェン以外の解熱鎮痛剤
妊婦が服用してはいけない成分を含むものもありますので、服用しないで下さい。

・ビタミンA
大量に摂取すると胎児に先天異常を起こす危険性があります。妊娠が分かった時点で中止して下さい。

漢方薬
妊娠に関わらず、漢方は安全というイメージがあるようですが漢方薬でも妊娠に影響する成分が含まれる事があるので注意してください。

妊娠期間中には、体調を崩し薬の服用が必要となる事があるかと思いますが市販薬の場合も自己判断では選ばず、薬剤師に相談し安全な薬を選んで下さい。