和歌山県の実業家・野崎幸助氏が2018年5月、急逝した。2016年に「紀州のドン・ファン 美女4000人に30億円を貢いだ男」を出版し、メディアでも取り上げられた。
犯罪ジャーナリストの小川泰平氏が21日、取材に対し改めて事件を検証した
失踪説が流れた家政婦だが、現在は銀座のスナックでホステスになっていた
捜査を担当している刑事が「事故かもしれない」との発言をしたという
60歳代の家政婦は8月末から銀座のスナックでアルバイトをしているという
遺産はすべて寄付するという遺言のため兄弟姉妹は遺留分を主張できないそう
遺言書が作成されており、「田辺市に全財産を寄付する」とあったという
犯罪ジャーナリストの小川泰平氏が、野崎さん宅の家政婦に取材した
知人男性は2013年、資産家が前妻と別れた後に作成した遺言状を預かった
週刊文春が報じた遺言状は、全財産を田辺市に寄付するという内容だそう
「遺言状」を残していたことが、週刊文春の取材で判明したという
家政婦は、野崎氏の死後に「4000万円をもらえる」という約束をしたそう
妻や家政婦らは自宅を改造し記念館を開こうと話し合っているという
借金のカタに差し押さえた不動産が、和歌山県内に30〜40件はあると知人
警察は現金の入ったトランクを最後に運んだ人物を捜査している様子と従業員
参列者は妻と会社の従業員3人のみで、法要は短時間で終了したという
野崎幸助氏の妻への取材謝礼に、交通費を支給したと報じられた件
乗った飛行機が「『紀州のドン・ファン』の奥さんと同じ便だったの」と告白
家宅捜索の結果、「隠し金」の一時的な置き場所だった金庫が空だった
自著などで生前に豪語していたエピソードと実像が、食い違っているという
捜査が長期化しているが、遺体から検出された覚せい剤も含め真相は依然不明