「日本は戦争に参加するという愚かな選択をしたために、(後藤)健二は殺される」呪文のようなIS(イスラム国)兵士の言葉とともに日本人二人が人質事件でISに殺害された事件から約1か月。あの忌まわしい人質事件も、川崎市の中学一年生殺害事件など、たて続けに起きる国内のおぞましい事件の発生などで、早くも日本人の意識から少しずつ記憶のかなたに押しやられがちだ。しかし、そんな中、日本の公安関係者はいささかも緊張感は